ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

実家のこと

この前に書いたのは、実家の母のことだったかと。

その後、どうにかこちらの施設の方に落ち着きました。
意外と元気で、それはありがたいのですが、いろいろと不満もあるようです。
でも、娘としては精いっぱいのことをしてきたのですけれどね。
 
で、実家の方は空き家となってしまったので、時々見に行かなければなりません。
とりあえず、まだ荷物があるので9月に行ってきました。
その時に、思いがけず、ご近所の方から実家の土地と古家を売ってほしいとの申し入れがありました。
あまりにも急でしたし、50年近く住んだ家をそんなに早く売るのは母が反対するだろうと考えていました。が、案外、母は家に執着はなく、どちらかというと値段の方に不満があったようです。
田舎だし、古家をそのまま引き取ってくれるというのですから、更地にする必要もその費用をねん出する必要もなく、いろいろ煩雑な手続きもタダで請け負ってくださるというのですから、もう、これは売るしかないでしょう。
そう判断して、話を進めることにしました。
 
一番面倒なのは、父が亡くなってもうかれこれ30年になろうというのに、実家の名義は父のままになっていることです。
図面や権利書もどこにあるかわかりません。図面は建築して50年近くにもなるのに建てた工務店が保存していたので、そちらを頂きました。
権利書は、母は持っていないと言い張るのですが、姉はそんなことはあり得ないと、、そうですよね、ふつうは持っているはずです。
 
それらのことを何とかクリアして、もう一度母を実家に連れてきてあれこれ整理してから、引き渡しになります。
今年中に何とか片付くといいなと思います。
団塊の世代の人々が家を買った時期はマイホームブームでした。これから団塊の世代が高齢化するにつれ、大量の相続時代を迎えるといわれています。
そして、大量の不動産が負動産、不良資産になる懸念があります。
それを思うと、今のうちに買いたいという方に売るのが一番よいと、今売れてよかったなと思います。
今売るのでなく、更地にして売ったらもっと高く売れると年老いた母は何の根拠もなくいっていますが、更地代は結構高くつきます。古家つきより売りやすくはなっても、その費用の分差し引きになりますから、それほど得するとも思えません。
煩雑な手続きも自分たちでしなければなりませんし。
姉も私も、売れてよかった、と手放しで喜んでいるのですが、、親不孝娘でしょうか。。