年末にピアノも調律したことだし、元旦にピアノの弾き初めをしました。
何が弾けるわけでもなく、二人で弾けば何とかなるかなと、パッヘルベルのカノンを連弾してみました。
実は、お正月に多分そういう流れになるだろうと、ひそかに練習をしていました。
といってもたった1回か2回、それも短い時間ですけれどね。
連弾は相手があって始めて曲が完成します、、、ひとりでは何だか物足りません。
そこで、だいぶ前に作った連弾のための練習用MIDIを引っ張り出してみました。
それは、プリモとセコンドを別々にMIDIにしたものです。もちろんあわせたものもあります。
私はいつもセコンドです。地味ですけれど、意外と難しいです。
パッヘルベルのカノンの場合は、プリモが難易度B、セコンドがCで、セコンドの方が難しいのです。
こういうのは、ピアノの発表会で先生がセコンド(低音部)を弾いて、生徒がメロディのあるプリモを弾く、
というケースが多いのでしょうね。生徒の弾くパートは大して難しくはないけど、全体を通すと
とっても華やかに聴こえますもの。
だからといって、私が先生格ということではないのです。むしろ逆で彼女の方が先生です。
まあ、幼い頃からの習慣ですから、しょうがないです。
なので、セコンドをプリモのMIDIにあわせて練習するときに、とっても困難なことがあります。
入りがびみょ~です。逆の場合ですと、セコンドのMIDIを聞きながら、途中からプリモを弾けばよいのですが。
なんとなく、この辺から、これくらいのテンポで行けば、5小節目にプリモのメロディに出会えるかな?
と見当を付けて、想像しながら弾きます。このアバウトさ、たいていは外れて、音楽がずれます。
MIDIを作るときに、少し考えて、プリモの前に伴奏部を小さく入れるとかすればよかったのです。
だから、結局は練習にも何にもならなくて、一緒に合わせても、上手くはいきませんでした。
上手くいかないのには、練習不足以外にも理由があります。
連弾とはいえ、3度平行した16部音符のメロディ(たったら、たららら、たららら、らららら、)を
プリモの左手とセコンドの右手で弾くというのは、技術的にではなくスペース的にとっても困難です。
ぶつかり合って、自分のパートを弾くと相手は弾けない、相手が弾くと自分は弾けない、です。
楽譜を書き換えようかな、と画策しているこのごろです。(笑)
〆にフォーレの「ドリー」から「みゃ~お」を弾きました。
フォーレは過去にかなり上手く弾けてたときもあったのですが、今は練習してないので難しいです。
でも、昔取ったなんとか、で、あちこち抜けながらもリズムはきちんと合って、最後は決めました。(笑)
一緒にぱん!と終わって気分はまぁまぁ、、かな。(笑)
以前にも公開しましたが、カノンの連弾練習用MIDIです。
ご興味のある方、お試しあれ。
プリモ
セコンド
全体