ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

バッハのオルガン曲① トッカータとフーガニ短調

元々は、自作のMIDIをアップするために設けたブログでしたが、最近はどうも仕事が忙しくブログどころではないのが実情です。遊んで暮らしていたあのころが懐かしい。^^
仕方がないので、タイトルから「MIDI」の文字をはずし、ただの「音楽日記」にしましたが、それでも月4~5回の更新がやっとですね。
それでも、このブログを細々と続けることで、MIDIもなんとか月に1回でも作り続けることが出来るかなと、思っています。

オケものは大変なので、鍵盤楽器、特に今はもう環境的に弾けないパイプオルガンの曲を制作しようかなと思います。で、今回は以前トッカータのみをアップしました「トッカータとフーガ ニ短調」のフーガの部分を制作いたしました。
たった5分の鍵盤曲なのに、ずいぶん時間がかかってしまいました。
理由は、PCを変えて初めてぺンタブを使ってみたら、以前のような使い方が出来ない、ペンの設定がわからない、オルガンの音はMIDIのプログラムのChurch organの音色ではなく、管楽器の合成にしてみたこと、そして、やっぱり、夜は疲れて寝てしまうことZzzz..、などです。


バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」といえば、昔はディズニーの「ファンタジア」に登場しましたね。今はあのトッカータの最初の「ちゃらら~~ん」がチャイコフスキの「弦楽セレナーデ ハ長調」の出だしとともに、ある種の擬音として定番となってしまっているのが、大変けしからんと思うのですが(笑)、そんな厳しい試練にも耐えて、名曲として揺ぎ無い地位を維持してるかと思います。
とはいえ、バッハのオルガン曲の中では、「トッカータとフーガ ニ短調」、「小フーガト短調」(幻想曲とフーガト短調のフーガに対して規模が小さいので小フーガ、ポピュラー曲になったこともある)あたりは、とっつきやすい曲のナンバーワンとかツーなわけで、かなりみ~は~な(という言い方はよくないかな、要するに軽くて聞きやすい)ほうで、バッハのオルガン曲の真髄はやはり、前奏曲とフーガ(聖アンのフーガをもつ変ホ長調前奏曲とフーガなど)やコラール集、「パッサカリア ハ短調」などじゃない?って通の方は思われるでしょうね。

それでも、多くのオルガニストによるこの曲の録音は多いですよね。
トッカータなんて、弾き手が結構自由に弾く曲ですから、オルガニストによってかなり解釈が違いますし、バロック音楽そのものが弾く人や楽器にあわせて演奏してよいみたいなところがありますから、いろんな演奏があって面白いのも事実です。

初めて聞いたのは、マリー・クレール・アランの演奏。うちに録音媒体がありました。
幼いころはトッカータの最初の部分が怖くて仕方がありませんでしたね。お化けが出てきそうで。
今は、その同じ「ちゃらら~~ん」は、笑いをとれるメロディとなっていますけれど。
学生のとき、発表会か何かで弾いた記憶があります。楽譜にいっぱい書き込みがありますね。
昔をしのびつつ、フーガを制作しました。

最初はトッカータ、以前アップしたものに少し手を入れています。


続いてフーガ


一応、タイトルに「バッハのオルガン曲①」としましたので、今後極めて不定期にではありますが、シリーズ化して行こうと思います。