ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ミルシュテインの「コレッリのラ・フォリア」

YouTubeで往年の名ヴァイオリニストの演奏を追っかけているうちに、ミルシュテインの「コレルリのラ・フォリア」の演奏を見つけました。

大変懐かしい演奏です。中学生か高校生のころに、父の部屋ではじめて聞いてナタン・ミルシュテインの名前を初めて聞きました。フォリアのメロディも哀愁を帯びていて美しいです。
学校でこのメロディを鼻歌で歌ってると、「ねえ、それ、だれのなんていう歌?」とそばにいた友達に聞かれました。クラシックには全然縁のない子でしたが、メロディが素敵だと音楽のジャンルとは関係なく、よいものはよいと思うのですね。
もともとフォリアとは、Wikipediaによると

フォリア(folia)は、イベリア半島起源の舞曲。15世紀末のポルトガルあるいはスペインが起源とされるが、いずれかは定まっていない。サラバンドと同じく3拍子の緩やかな音楽。フォリアとは、「狂気」あるいは「常軌を逸した」という意味があり、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことが窺われるが、時代を経て優雅で憂いを帯びた曲調に変化した。

なのだそうだ。フォリアを元にしたコレッリのこの変奏曲があまりに有名になったため、フォリア=コレルリのラ・フォリアと思われがちだが、そうではない。
曲についてはさておき、ミルシュテインの演奏が素敵です。
アマゾンでCDが手に入るらしい、、、買おうか迷う。。。
ピアノ伴奏は、レオン・ポマーズ。最初に聞いたものもこのピアニストの伴奏によるもので、実をいうと、それ以外でポマーズの演奏を聴いたことがない。。。。






ところで、当時、キリスト教系の学校に通っていて、讃美歌など歌っていたのですが、その中に、

讃美歌第2編のなかに、「罪、咎、不義、悪」で、始まる歌があります。

こんな言葉を、こういう並べ方をすると、不義や罪は悪とは別物なのね、、と思ってしまうのですがw

とりあえず、楽譜はこちら、↓↓↓↓

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コレッリのラ・フォリアを聞いていて、この曲とラ・フォリアは元は同じではないのかと思いました。

まだ子どもでしたし(そう、思い出しました、中学3年でした)、今のようにコンピュータもなく田舎暮らしでしたから

情報なんて本当に乏しくて、そうじゃないかな~と思いながらすべなく過ごしていました。

どうなんでしょうね、、、ちなみに元の曲はヘンデルサラバンドHWV437です。

ギターで演奏されることが多く、YouTubeにもあります。セゴビヤで、、



何かご存知の方がいらしたら、どうか、教えてください。

長年のもやもやが晴れると思いますので、よろしくお願いします。