ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

メサイア演奏会~ヘンデル~♪

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昨日の日曜日、ぱ・る・るホール千葉にて友人の所属する合唱団のメサイア(ほぼ全曲)の演奏会にいってきました。

東京に近い千葉に住んでいるので、小さめのホールだと東京の王子ホールとかカザルスとか、都会のホールへ出て行きたいところですが、今回は千葉のホールでした。
17:30開演と言うびみょ~な時間で、夕ご飯も食べないでいそいそしたくして出かけました。
途中で「あ~忘れ物!」思い出しましたが、引き返すと時間がないので、そのまま行きました。
忘れたのは、チケットをくれた友人へのお菓子の差し入れ。。。
千葉の駅周辺に気の聞いたお菓子やさんくらいあるだろうから、そこで買うしかないな、、と思いました。いつだって何か忘れる私です。。。

さて、ホールに着きました。席は自由なので、早くよい席をとらなければなりません。
1階のまん中へんのちょっと左寄りに陣取りました。

メサイアほぼ全曲、約3時間の長丁場です。飲み物を買って、からからの喉を潤し、トイレにも。。。
1部と2,3部の間に休憩がありますが、3時間も耐えられるかな。。。メサイアってCDだって2-3枚組みでしょ、あれを全部一気に聞くのは大変よね。

今日の演奏は、合唱はアマチュアですが、伴奏の合奏はプロのニューフィルハーモニー千葉です。
ここのコンミスさん、本庄さんは素敵なバイオリニストでソロ活動もしていらっしゃいます。
首席オーボエ奏者姫野さんの演奏も素晴らしいです。
今日はメサイアと言うことで、Vn1-3,Vn2-3,Va-2、Vc-2,Cb-1の11人の弦楽器奏者に、Ob-2.Fg-1.Tp-2(1本はフリューゲルホルンかも。よく見えなかった)の5本の管、それにティンパニチェンバロ、オルガンの編成でした。

演奏が始まって驚いたこと、このホール(700席くらい)、とっても音響がいいんですね。
合唱、ソリスト、それに合奏が見事に調和して聞こえるんです。
演奏もよかったのですが、それ以上にふわっとした柔らかい響きに包まれ、とても心地よかったです。わざわざ、このホールを指定してのメサイアの演奏会だったと後で聞きました。
演奏自体も、テンポ速め、あっさり軽い感じに仕上がっていて、1部が終わった時も、一生懸命に聞いたのに疲労感がありませんでした。

休憩の後、2.3部と続いて演奏されましたが(数曲割愛されましたが)、とても心地よく聞けて3時間はあっという間に過ぎました。
2部の終りの「ハレルヤコーラス」、ソリストも起立しての演奏でしたので、こちらも起立するのかなと思いきや、誰も立つ気配がないのでやめました。最近はそういう風習はないのですねきっと、、
ハレルヤのところで、トランペットとか金管が2本席に着きました。ここで初めてステージに金管楽器が登場したのですが、実は1部でも金管楽器は鳴っていたのです。”Glory to God”のところで、、
このときは、金管の音が大きすぎるので、舞台袖か、舞台の後ろで吹いていたようです。
音量バランスにも気を使った演奏で、合唱と合奏、さらに合奏の中の楽器のバランスはとてもよかったです。アマチュアとプロによる素晴らしい演奏会でした。

終演後、ロビーに出てきた友人に「あなたもここで一緒にやろうよ」と言われて、とっても心が動きました。
また、演奏会の終りに、プロのオケであるニューフィル千葉が、存続の危機に瀕している(ということがテレビでも紹介されたそうです)、どうぞ、演奏会に来てください、と呼びかけがありました。
学校など回って子どもたちにオケの演奏を聞かせてきてくれたオーケストラがなくなるのは残念なので、次の演奏会に出かけようかなと思いました。3月にドボルザークのチェロコン、、これはちょっと無理。。4月にベト7ラフマニノフPコン、カレリア行進曲、、お。。のだめスペシャルかな?これ行こうかな・・

では、メサイアより12番”For unto us a child is born”


公開期間終了いたしました。ありがとうございました。