ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

交響詩「はげ山の一夜」~ムソルグスキ~♪

イメージ 1

火の鳥」は、だいたい形が出来ました。後は調整作業だけですね。
ちょっとほっとしています。大作でしたから、、途中で、こんなんできないかもしれないと思いましたが、出来上がってよかった~~(笑)
友人の1人は、はっきり「やめとけ」と言いましたし・・・
ストラヴィンスキもこれで「春祭」「ペトルーシュカ」「火の鳥」とそろったわけです。
もちろん、それぞれ1曲だけ、しかも部分ですけれどね。


で、今度は、今までに作った曲のリニューアルです。
2年位前にムソルグスキの「はげ山の一夜」と言うのを作りました。
この曲、深夜のはげ山に精霊(おばけでしょうか?)が集まって大騒ぎをする、そして夜明けの鐘の音とともにみんな去って、朝が来る、そういうストーリらしいので、なんとも始まりからおどろおどろしいのですね。(どろろ、を思い出したりしますが、あんまり関係ない?)

この曲、また偶然にもCDが3枚ありました。(本当は、いろんな曲が結構な数でダブっている気がしてきました。。。1曲につきCD1枚と言うのは嘘かもしれない)
1つは、アバド/BPOで、実はこれは、原典版なんですね、、
もともと、ムソルグスキはオペラに用いるつもりでこの曲を書き始めたらしいです。それが、結局、交響詩として完成したのですね。
ムソルグスキの死後にリムスキ・コルサコフが、「不備な点に手を入れた」改訂版が普及している、ということなのですが、これ聞くと、いつも聞いてる「はげ山・・」の普及版とはかなり違う気がするのです。不備な点がいっぱいあったのでしょうか・・・・

普及版のほうの、リムスキ・コルサコフ編のほうの「はげ山の一夜」は、2つありまして、サバリッシュ/バイエルン国立歌劇場管弦楽団、および、サー・コリン・デイビス/王立アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団です。
どちらかと言うと前からあったほうの、デイビスの方がなんとなく馴染んでいるのですが、本音を言うとちょっと物足りない、、もっと違う演奏があるのではないかとか思ったりします。
もっと、金管バリバリさせて、不気味さも出して欲しいとか思うのですが、やりすぎ?

これから、ちょっと研究して、リニューアルを行って行きたいと思います。
リニューアル前のさわりだけ、お届けします。

絵はShirowさんのを拝借しました。(もちろん了解済みです(*^^*))