ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

お久しぶりです、やっと6月の薔薇が(笑)~主役って誰よ!

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黄色の薔薇の絵がやっとできました。
描き始めたのは、6月。。。(笑)
一日で描きあがる時もあれば、放置状態になってそのままになることも、、
今回は、描き終えただけましかも。
とはいえ、最初はレンガの床とか描くつもりでした。
だけど、蕾が主役のはずなのに例によって葉っぱに凝りだしたので床はやめました。描きたいものがわからなくなってしまうからです。

描きたいものは初めに描きたい!と思ってしまうのですが、最初に描いてしまうとまだ描かなければならないところがたくさん残っているので、案外あっさりと時間をかけずに描いてしまうのですね。
そして残った主役でないところを仕上げに描いてるときに、手間暇かけてしまう。
そういうパターンが多い気がします。

ずうっと前に描いたヴェネチアの絵、

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こちらも、最初は中世の面影を残したヴェネチアの街の佇まいを描きたいと思ったのに。。。いつの間にか運河の波が主役になってますよねぇ、、

で、今回、急に思い立って建物を描きたいと。。
去年、描きたいと思っていた風景なんですけど、うまく描けなくて。
その時はその素敵な風景をさらっと素敵なままに描きたいと思ったのですが、それはちょっと無理ということで、透明水彩で途中まで描いてあきらめました。

だけど、何枚か小さな静物や花の絵を描いていくうちに、自分の表現したいところだけに的を絞ってそこを強調してあとはあまり主張しないで描けばよいと気づきました。
実際の風景や写真とは異なりますが、自分の思いは伝えられますよね。
英語の講師をしていて、大事な単語や音をきっちりはきはき言って、そのほかの言葉や音は小さめにして言いたいことを強調する。って、いつも会話練習で言ってるんですけど、同じ事が当てはまることになぜ気がつかなかったのでしょう。

とりあえず、建物を強調してどーんと前面に描く、細かい描写はしない。描きたいのはこの建物たちの存在なのだから。そう思ったら下絵をさっと10分くらいで描いてしまいました。写真が残っていたので、すぐに描けました。

今回の絵も描いてしまってはたと、気がついた。描きたい建物より木を頑張ってない?
あ~やっぱり、後に描くものに入れ込み過ぎてる・・・
だめだこりゃ。。

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