ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ニューイヤーオペラコンサート~♪

去年はニューイヤーコンサートで、コテコテのオケ曲を聴きました。
ベートーベンの7番とか、そういうのだったと思います。
それまでも、宮本文昭オーボエとかオーケストラの曲のものでした。
今回、第九のお友達に誘われて、はじめてニューイヤーオペラコンサートに出かけました。
原宿へ出て、明治神宮に参拝してから、と思ったのですが、あまりの混みように断念、
原宿で早めの夕ご飯を食べてから、そのまま歩いてNHKホールへ。
いつも、NHKホールと言うと渋谷から歩いていたのですが、こちらからの方が、坂も無くて楽な気がしました。大体、渋谷はめちゃくちゃ混んでいますしね。
ホールに着くと、少し早かったので、隣の何とかパークというのが三が日に限り入場無料ということで、みてきましたが、正直言ってあまり面白くはなかったです。(;^_^A アセ・・
開場時間が来たのでホールへ入りました。
あ、絨毯が赤い!いつもこんなんだった?
「お正月だけ赤いの敷いてるのかしら?」
「洗ったんじゃないの?」
「それにしちゃ、汚れてるわよ」
お姉さまがたの目は厳しい。。。
上を見上げると、ニューイヤーコンサートの赤い垂れ幕が華やかな新年のコンサート気分を盛り上げていました。カメラを向けている人がいたので、私もちょっと、、

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このコンサートは、リアルタイムにテレビ放映されます。この日の席は前から5列目。
テレビに写るやも知れませんw。
休憩はなく、2時間ほどぶっとおしなのは、そのせいだとか。
トイレに行って準備万端整える。オペラグラスも持ってきました。
「いらないんじゃないの?この席なら」と言う人もいましたが、
一人一人の表情がよく見えるのも楽しいです。
「休憩はありませんので、いまのうちにプログラムをどうぞ!」と言う声に誘われて
いそいそとプログラムを買う。演奏会も、これからあまりこれないと思うので、記念に買いました。

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この日の演目は、

<第1部>            
ハイドン:オラトリオ「天地創造」から合唱「リラをとって」            合唱
パーセル:歌劇「妖精の女王」から「聴け、いかにすべてのものが」    波多野睦美(メゾソプラノ)
プロスキ:歌劇「アルタセルセ」から「私は揺れる船のように」      岡本知高ソプラニスタ
モツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」から
      「お前とここで会わねばならぬ」              望月哲也(テナー) 
      「あらゆる苦しみが」                   幸田浩子(ソプラノ)
      近衛兵の合唱                            合唱  
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」から
      「清らかな女神よ」~「私の胸に帰れ」           大村博美(ソプラノ)、合唱
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」から
      狩人の合唱                             合唱 
      「誰も気がつかないように」                松位浩(バス)
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストのごう罰」から
      地獄への騎行と悪魔の合唱                 二階谷洋右(テナー)
                                  与那城敬(バリトン)、合唱
                                   
<第2部>
プロコフィエフ:バレエ「ロミオとジュリエット」から
        「バルコニーのパ・ド・ドゥ」          吉田都、ロバート・テューズリー

<第3部>
オルフ:カルミナ・ブラーナから「運命よ、世界の王妃よ」             合唱
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から
     「私を呼ぶのはどなた」                   緑川マリ(ソプラノ)
      ~ 「あの方の妻となるために」              小山由美(メゾソプラノ
ヴェルディ:歌劇「オテロ」から
     「清らかな思い出は遠いかなたに」              福井敬(テナー)
      ~ 「神かけて誓う」                   堀内康雄(バリトン
ヴェルディ:歌劇「運命の力」から「神よ平和を与えたまえ」       木下美穂子(ソプラノ)
プッチーニ:歌劇「トスカ」から
     「たえなる調和」                      佐野成宏(テナー)
     「星も光りぬ」 
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」から                佐々木典子(ソプラノ)
       「あれは、ほんの笑い話」                森麻季(ソプラノ)
        ~ 「心から愛しています」              林美智子(メゾソプラノ
ハイドン:オラトリオ「天地創造」から
     合唱「大いなるみわざは成就し」                    合唱
                                 

ということでしたが、
第2部に入って、あれ?今まで聞こえていた音がちょっと変化した、、
前面のオケピから聞こえていたオーケストラの演奏が左に偏って聞こえる。
音のなる方向を見ると、そこには大きなスピーカーが。。
舞台では音楽に合わせてバレエが優雅に繰り広げられている。
でもね、オケピットから音が聞こえてこない気がする、もしかしてスピーカから音を流してる?
いつもは、天井桟敷でピットの中は丸見えなのだけど、今回はいい席なのでピットの中が見えない。。ちょっと、見ると、ハープの頭しか見えてない。なんかへん。。。
そうこうしてるうちにバレエが終わった。
すると、ハープの横に、次々とコントラバスの頭が見えてきて、、そして指揮棒も、
あ~~やっぱり、演奏してなかったのね。
そうかぁ、、ぶっ通しじゃオケも疲れるものね、、第3部からはオケの演奏だったと思いますが、他にもスピーカを使用してるところがあったんじゃないかな、、カルミナの合唱とか、、、わかりませんが。

歌の方は、ソプラニスタの岡本さんすごい存在感、迫力でした、見栄えも声も、、
緑川さん、以前第九でお会いしたときよりずっと、貫禄が、見栄えも声も、、
トスカの「星は光ぬ」は、当初予定にはありませんでした、体調不良で出演できなくなった藤村美穂子さんの代わりに追加されたものでしたが、これがよかったですね。
佐野さんと福井さん、どちらも素敵なテナーでした。
ばら騎士の3人の歌は衣装もメイド服みたいで(ズボン役もメイド服)、この話を知らない人にはわかりにくかったかもしれませんね、面白かったですけど。
森麻季さん、去年見たときよりずいぶんやせて見えたけど大丈夫?
盛りだくさんでとても楽しかったです。
前半のパーセルとか、ベルリオーズはちょっと、つまんなくて、お腹もいっぱいで眠気がきましたが。。
やっぱり、オペラが見たいな~と思いました。