ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ちょっと、散歩~1

ちょっと、奈良まで散歩してきました。

家が、本州の西の端になりますから、東京駅から家へ帰るまでには、いろんな場所を通るわけで、

おかげで、いろんなところへ途中下車もできます。

静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、姫路、倉敷、広島などで途中下車可能ですから、

これまでも、いろんなところへ行きました。

また、せっかくだから、九州方面へも足を伸ばしたことも。

今回は、大阪からちょっと近鉄で奈良の方まで出かけてみました。

ブログフレンドで奈良の方もいらっしゃいますし、なんといっても今年は奈良遷都1300年、

例の世間をにぎわした遷都君にもお目にかかってきましたし、

昔、訪ねたお寺も今はすっかり変わっていると言うことで、見てきました。

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まずは、いろいろ物議をかもした、遷都君

家の方の京成パンダと、いい勝負してる、きもかわいいキャラですね、、

さて、まず、西ノ京を見て歩きました。

まず、唐招提寺です、その広くて古色蒼然たる佇まいが素敵です。

近くの子ども達が社会科見学、校外学習といったところでしょうか、ノートを片手に敷地内を回っていました。

このお寺は、歴史で学んだ鑑真和上の建立したお寺、お寺と言うより伽藍です。

難破したり、さまざまな困難にあって、最後には失明してまでも、日本を目指して鑑真は来るのですが、

なぜそこまでする必要があったのか、井上靖の「天平の甍」を読めばわかるかしらん。。

金堂の廬舎那物坐像、右の薬師如来そして左の千手観音の巨大な像は、迫力ありますね。

中は写せませんから、外側だけ、この建物も大変美しい形です。昨年の秋に修理が終わったばかりです。

国宝です。

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他に、いかにも古い時代を思わせる建物をいくつか、

宝蔵、経蔵、(各国宝) - 礼堂の東側に並んで建つ。ともに奈良時代の校倉造倉庫。

経蔵は唐招提寺創建以前ここにあった新田部親王邸の倉を改造したものとされ、宝蔵はここが寺になってから建てられたものと推定される。

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鼓楼、金堂・講堂の東側に建つ、小規模な楼造(2階建)の建物。太鼓ではなく鑑真が唐から請来した仏舎利が安置されてる。

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ほかに、戒壇や鑑真廟も見てきました。