地元での第九の演奏会、本日終了しました。
盛会裏に終わり、そして、演奏会そのものは上出来、でした。。
自画自賛のような言い方ですが、何十年もかけて作り上げてきた地元の合唱団、最初のうちは本当に下手でした。だって、この曲、どこでも歌われてはいますが、モーツァルトなどに比べて難しいのです。きちんと歌おうと思えば、、、
ベートーヴェンの晩年の合唱曲として、この第九とミサソレ(ミサ・ソレムニス=荘厳ミサ曲)が揚げられますが、どちらも難しいのです。
ミサソレなどベートーヴェンはソプラノいぢめしてない?と思うほど難しい箇所がありますし(笑)
でも、きちんと歌い上げると、大変美しいいい曲です。
第九については第1,2,3楽章も素敵ですよね。
第1楽章は荘厳で、第2楽章はリズミカル、第3楽章は大変美しいメロディです。
2楽章と3楽章の間に小休止があって、そこで合唱団が入ると言うのがこれまでのやり方でしたが、最近は4楽章の前で入っています。
3楽章の間、ずうっと立ってるのは高齢化した合唱団には大変なことかもしれませんしね、こちらの方が楽ですね。
今年はいつもとは違った位置で歌いました。一番前、です。
それはどういうことかというと、ソプラノの前に位置するホルンのまん前、ということです。
ホルンは今日は5人いました。この曲はホルンは弟1~4までですが、1アシが入ってるのですね。思わず、ホルンの楽譜を覗いてしまいました。
第1ホルンのラッパがこちらを向いていたので、第1ホルンの音ががんがん聞こえて、ちょっと歌いにくい箇所もありましたが、音が下がらなくてよかったかもしれません。(笑)
指揮者の現田先生、大変精力的に指揮をされ、合唱団(アマです)もオーケストラ(プロです)も一体となってとても気持ちよく歌えました。
3度感動しました。最初は男性コーラスの終わりころ、とっても素敵に盛り上がっていましたので。2回目は練習番号Mのところ、フロイデ・シェーネ・ゲッテルフンケン、と主題を大合唱で歌い上げるところの出だし、オケが合唱を導くのですが、ここでもう、ぞくぞくしました。
そしてドッペルフーガも気持ちよく歌い、最後のトホテル、アウス、エリージウム、、のところで感極まって、フローイデ、シェーネ、でもう息が詰まってしまい、最後のゲッテルフンケンが、いえなかった。。。あ~残念!
でも、気持ちのよい演奏会でした。
来年も歌いたいけど、どうかな~~~
第2楽章より、MIDです。