ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

東フィルニューイヤーコンサート

直前になって、チケットがなくなった、あった、と、すったもんだの挙句、コンサート会場のオーチャードホールに出かけ、何とか間に合いました。

第1部は、モーツァルト!え、もう生誕250年は終わったじゃない、って?
いや、まだ正確には250年なんですね、モーツァルトの誕生日は確か1月の27日。それに、指揮者の尾高忠明さんも言われていましたが、モーツァルトの記念の年が済んだらもうモーツァルトはやらない、っていうのもおかしな話だし。

曲目は「フィガロ」の序曲、オーボエ協奏曲、それに「ハフナー」でした。

オーボエは今年で演奏活動を終りにするという宮本文昭さん。この人のオーボエの音色は本当に素晴らしいですね。ふわっと柔らかい音色で、表情がとても豊かです。聞きほれました。
この曲をモーツァルトは「フルート協奏曲」に転用していますが、フルートで聞くときちっとした「ばりばり古典派~♪」みたいな、オーボエで聞くと(特に宮本さんのような)「ちょっとロマン派入り~♪」みたいな気がするのが面白いなと思いました。もちろん演奏者によりますが。。

「ハフナー」は、モーツァルトの中では好きな交響曲の1つですが、今日は出かける前のすったもんだで疲れてしまい、2楽章頃から眠くなってきました。3楽章で目が覚めて、、、、(笑)

20分の休憩の後、2部は「ワルツ~♪」でした。チャイコフスキからラベルまで3拍子の曲でした。

曲目はチャイコフスキ「眠れる森の美女」からワルツ。
これが始まったとたん、斜め後ろの人がまわりじゅうに聞こえる声でオケと一緒に鼻歌を歌いだしました。。
「やめてほしいわ、鼻歌を聴きに来たわけじゃないわ、、」と思ったのは私だけなのでしょうか?
皆さん寛大なようでしたけど。。

次は同じチャイコフスキの「白鳥の湖」から、ワルツ、これはなんとなくわたしのイメージではなかったですね、、手持ちのCDのカラヤンなれてしまっているからでしょうか・・わたしのMIDIはもっとイメージと違うんですが(笑)、一応、どんな曲かな、どんな曲だったっけ、と思う方のためにのせておきます。芸術性は期待しないで下さいね。

3つめはシベリウスの「悲しきワルツ」
それからJシュトラウス2世の「青きドナウ」
最後にラベルの「ボレロ

ボレロ」を聞くときにいつも思うんですけれど、初めから終わりまで、乱れることなく同じリズムを刻み続けるスネアはすごいなと、、はじめは小さく、だんだん大きくして。。。ずうっと緊張感を持ち続けていなければならない、そんな気がするのですが。。
最後はとっても盛り上がって、素敵でした。

では、今日のMIDIはチャイコフスキの「白鳥の湖」からワルツ。バレエでは第1幕王子の花嫁選びのシーンで、組曲では2番目に出てくる曲です。はじめの部分のみです。

~公開期間終了しました~