ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

エグモント序曲~ベートーベン~♪

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今日は、王子にある北とぴあ,さくらホールに行ってまいりました。王子って、文京区ではなかったと思うのですが多分北区と思いますが、文京区民オーケストラの演奏会に行って来ました。
お友達のお誘いで行ってまいりました。
芸術の秋もたけなわといった所でしょうか、アマチュアの団体の演奏会もあちこちで相次いで行われています。先々週もモツァルトのレクィエムに行ってまいりましたが、今回は「エグモント」「メンデルスゾーンの4番イタリア」「チャイコフスキの4番」という演目で、どれもみな有名どころでした。
それでも、クラシックファンでない方には「今日の曲は聞いたこともない曲だけど、よかったね」ということなのでしょうけれど。(やはり、もっと、もっと、クラシック音楽普及して欲しいです(*^^*))
開場前20分くらいに行ったのに、もう行列ができていて大変でした。全席自由ですから、よい席をと思うと早く行かないといけないのですね。

~ 第16回定期演奏会


メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」

ベートーヴェン:「エグモント」序曲

指揮:松下 功

指揮者の方は、芸大の教授をされているということですが、とても感性の豊かな演奏という気がしました。
エグモントは、それほどインパクトはなかったのですが、でも、だからと言ってよくない演奏ということではありません、後の二つは、なかなかよい演奏でした。
メンデルスゾーンの「イタリア」についてはこだわりがあるというお話しを前にしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/penguin4_ne_jp/15834055.html
で、結局アバド/ロンドン、が私のお気に入りで、軽やかにすべるような出だしの「イタリア」がイメージなのですね。
今日のはどんな演奏だろうかと、興味津々でした。
出だし、わ、軽やか、、ふわっと優しい、そして弦がなめらか、でも、ちょっとゆっくりかも。
でもこれはこれでステキ。「はじめよければすべては、大体よし(笑)」ということで、気分よく聞いて半分眠っていました。でも、頭の中には鮮明にイタリアが鳴り響いていました。
休憩を挟んでチャイコフスキです。
はじめの金管のファンファーレが、決め手です。ホルン頑張れ!、と思った瞬間。。。ああ、、、やっちゃいましたね、、でもドンマイ、がんがん金管が鳴り響く、
実はこのオーケストラ金管が力強い、たまに強すぎましたが。。。弦のメロディがかき消されるくらいに。1楽章は出始めと金管が大きすぎた部分を除いて、よい演奏でしたね。2楽章、3楽章、木管の聞かせどころ、、特にオーボエのソロがよかったですね。きれいでした。
4楽章は、アマチュアってこういうところで力を発揮すると思うのだけど、すごく盛り上がってよい演奏でした。金管がバリバリ鳴ってショルティのシカゴみたいでした(笑)、木管のバランスはよくて弦もきれいでした。弦はもっと鳴らしてもいいかなというくらいで。
アンコールは、チャイコの「眠れる森の美女」から、ワルツ。これは、もう、のりのりでしたね。
無事に演奏が終わっての嬉しい気分でしょうか。
アンコールも含め、アマチュアオーケストラのステキな演奏会でした。

帰りに、ホールを出ようとすると、隅の方に、なんとちっちゃくてかわいいオルガンが、、「これ本当に低い音も出るのかな?」とお友達「出るんじゃないの?そうでないと曲の演奏もできないし、ペダルがある意味がないし。。。」
オルガンを見ると他人と思えないので、ちょっとお写真を取らせて頂きました。

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では、今週は、エグモントが在庫にありますので(笑)、こちらからさわりを少し。。。



MIDI公開を期間終了いたしました~