ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

マイナーなオルガン曲4~クープラン「修道院のためのミサ曲」

昔、オルガンを習っていたときに、弾いたことがあるクープランの曲があります。

それはオルガンのための「修道院のためのミサ曲」と「教区のためのミサ曲」です。

規模の小さいオルガンで弾ける、オルガンのための小曲集といった感じの曲なのですが、

曲集としての楽譜は見たことがなく、たいていは古いオルガン曲集とかフランスオルガン曲集のような

楽譜の中に単品として混ざってることが多かったです。

SCHOTTという楽譜出版社のLIBER ORGANIにはそういった古いオルガン小曲が入っています。

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また、CDも出ていますね。所有していたのはアンドレ・イゾワールの演奏でした。

カリオペ(奇しくもオルガンの音色にもありますが)から出ていました。


いくつか弾いたのですが、今日はその中から「修道院のためのミサ曲」から2曲お届けします。

ミサ曲ですので、とりあえずミサ通常文の箇所が記してありますが、これで歌ったのでしょうか?

まず、10番のDomine, Deus, Agnus Dei(主なる神、神の子羊)とそれに続く

11番のQui tollis peccata mundi(世の罪を背負うところの)をMIDI制作してみました。

これは、Agnus Dei(神の子羊)の、最初の部分で、続けて読むと「世の罪を背負う神の子羊

という意味になります。ミサ曲を歌う方はご存知と思います。

Agnus dei, qui tollis peccata mundi
miserere nobis.
Agnus dei, qui tollis peccata mundi
dona nobis pacem.

初めになぜ、Domine, Deus が付くのか不明です。まるで奉献唱の初めの部分みたいですね。

まず10番のAgnus Deiから。


そして、それに続く11番、Qui tollis peccata mundi



探せばあるものですね、、YouTube,ありました。

再生回数の少なさが、マイナー度を示しているようでもあります。

この方、修道院のミサをシリーズでアップしてるみたいです。

No.10 Agnus Dei


No.11 Qui tollis peccata mundi