食事ののちは、ピアノ五重奏曲を聞いてきました。
先ほどの演奏にとても満足したので、次もブラジャーク弦楽四重奏団ですからもう期待でいっぱいです。
D7の会場、ここは、昨年ヴォランティアの説明会があったところでした。
ここはフラットなホールに階段状の客席を置いて演奏者を上から見るような格好になります。
で、両側の階段には手すりがあるのですが、この手すりが外側に傾いていましたね。
地震の影響でしょうか?これくらい直せなかったのでしょうか?これくらいじゃないのかな?
この会場は前から5列目、演奏者がよく見えます。また、音響も先ほどよりいいです。
さぁ、さっきの6人のうちの4人がピアニストのフランク・ブラレイと入ってきました。
ブラレイさん、はじめてお目にかかりますけど、どちらかっていうとロックバンドのお兄さん風。
昔、セックスピストルズにはまっていたらしいから、まあ、そんな感じなのかも。
愛想はよくて、時々観客を見て微笑む(実は違うのかも)。小柄できゃしゃな体、やや大きめの顔、
というところが、日本人(私だけかも)の共感を呼ぶ。
さぁ、このピアノ五重奏曲には苦労したことがありまして、苦労した分とても身近でもあります。
問題は3楽章で、この楽章のMIDIを制作したのですね。
で、毎日、仕事に通う道すがら、CDを聞いていたのでした。
テンポの取り方、曲の流れ方、わからなかったですね。もっとピアノでも弾ければよかったんですが。
苦労しなければよいものは生まれない、というのが当時の担当の方のお言葉でした。
そうなんですね、本当にそうなんですね。
苦しんで、生まれたものを提出した時に、めったに褒められたことはなかったのですが、
いい感じですね、と褒めていただきました。苦労の甲斐はあったのです。
この曲、1楽章は少し聞きましたが、3楽章以外の楽章はほとんど聞きませんでしたので、
今もって、よくわかっていません。ただ、言えることは、この曲は3楽章が素敵です。
プラジャークとブラレイの演奏を聴いて、私がイメージしていたものと近いものを感じました。
特に、た~ら~た~ら、たらら(3連譜です)ら~ら~ら、(って、わかんないよね)
の部分がやはり、とても大切なんですね。ちょっと溜めをいれていますね。堂々とした感じに。
でも、それが、全然嫌味なく、むしろここが聞かせどころという感じに仕上げていますね。
MIDIは部分になります。
ズッカーマンがヴァイオリンパートを演奏するYouTubeを見つけました。
プラジャークは残念ながら見つかりません。
もし見つけたら、教えてくださいね。