ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

眠れる森の美女~♪

おとぎ話が続きます。
って。。。。せっかく9割がた書き上げた時に、フリーズ、うんともすんとも動かなくなって、仕方なく再起動して、書き直しています。
やっとやる気になったって言うのに、もうやる気なくなったし。。

メモ帳に書いてコピペするのが安全なのは解ってるけど、つい、面倒で直接書いてしまうのね。

さてさて、「眠れる森の美女」は、フランスの童話作家ペローによるものと、ドイツのグリムによるものとあります。多少話が違います。
また、ディズニーによるアニメもありましたね。子どものころ、このアニメの映画を見て観劇したものですが、大人になってから見ると、あれ、これってハリウッドのヒーローもの映画に似てない?この王子様をルーク・スカイウォーカーやスーパーマンに置き換えても違和感ないじゃんみたいな。。
やっぱり、昔読んだ童話集の方がイメージに合う気がします。

チャイコフスキの「眠れる森の美女」のストーリーはwikipediaからどうぞ。
眠れる森の美女_(チャイコフスキー)のページになぜか直接リンクしないので、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%A0%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%A3%AE%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%A5%B3
↑のページのチャイコフスキ(眠れる森の美女)から入ってみてくださいね。

王子様のキスで目覚めるという説とそうでないのとありますが、ここは、やはりベッドサイドでのツーショットが絵になるので、またも書いてみました。

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Copyright(C) by penguin

で、チャイコフスキ作曲のバレエの方は、妖精がリラの精とかで出てきますね。
実はこれのバレエの実演は見たことがあります。レニングラードのバレエが地元で公演をしたことがありました。大昔、映画も見ました。こちらもロシアものだったと思います。
しかし、生の演奏での公演ははじめてみます。
先日の「コッペリア」で味をしめて、バレエつきチャイコフスキの音楽を堪能しようと思いました。
場所は、この前「カルメン」を見た東京文化会館。またも大入り満員です。客席暑いです。
でも、ちょっと違います。カルメンの時とも、コッペリアの時とも、、
そう、女性客が多いのです。
そしてその服装がちょっといつものコンサートとは違う。
やっぱり、バレエの公演なのですね。女性客の中には、レギンスを優雅に着こなしてる人が多いです。つまり、レギンスは今流行ではありますが、ジーンズなどと合わせたり、カジュアルに着こなすのではなく、スカートやワンピースと合わせて、エレガントに着こなしてるのです。あ、この人、きっとバレエをやってる人だわ、、という感じですね。
そういう気配を感じ取ったのは私だけではないようです。
以下は隣に座ってた女の子二人の会話。

ジーンズのショートパンツにレギンスを組み合わせてると子に、スカートの子が、
「あれ、そのレギンス、この間穴があいたやつじゃない?」
レギンスの子「ちがうわよ」
スカート「こないだ穴が開いたってやつに似てない?」
レギンス「違うってば、あれはもうすぐに捨てたわよ、その後またこれを買ったのよ」必死で否定、そして話題を変える「私もワンピきてくればよかった」
スカート「多いよね、スカートとかワンピースの人」
レギンス「田舎の子は東京まで出てくるのに、おしゃれしてワンピ着るのよね」

おそらく、このレギンスの子は、穴が開いたやつをジーンズの短パンに合わせてまた着てきたのでしょうね。スカートをはいたほうの子は、それなりにエレガントでしたから、服装を咎められた気がしたのでしょう。何着て来たっていいのにね。。。



さて、、演奏が、あ、いや、舞台が始まりました。
バレエは優雅でした。演奏もまあまあ、、
でも、途中からちょっと詰まんなくなってきたのです。
なんででしょう。

やっぱりこれはバレエが中心なんですね。あたりまえですけど。
前に地元で見たときは、生演奏ではなく録音だったこと、それから、コッペリアの時は、この日ほどバレエ関係者が多そうでなかったことから、それほど感じなかったのですが、
バレエにはバレエの見方というのがあるんですね。
バレエの場合、ソリストが踊ると(とても華麗にテクニックを駆使します)拍手が巻き起こってブラヴォとか声がかかって、それでオケの演奏もちょっと間をとります。
踊りを見ることが中心なのです。だから、別に音楽が途切れてもかまわないのです。
演奏会に慣れてると、これが、ちょっともどかしい。音楽だけを追っかけられないです。
それに、バレエ組曲を聞きなれてると、音楽としてよい部分を取り出してまとめてあるので聞きやすいのですが、それほど曲として面白みのないものも含まれてるので、その部分がやっぱり詰まんないです。

バレエ音楽はやはり組曲で楽しむのが良いようです。とくに、この「眠れる森の美女」の場合は。よほど見たいものでない限り、しばらくバレエはお休みします。

さて、「眠れる森の美女」の組曲から、序奏とリラの精の踊りの部分をお送りします。