ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ペールギュント~山の魔王の宮殿にて~♪

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さて、そろそろ、いい加減にお正月気分から抜けださないと明日からの社会復帰が危ぶまれます。
お掃除をして(今度は自分の部屋ですよ~)いらないものを捨てて快適空間になるように工夫しました。
まだまだ、模様替えは続くのですが、とりあえずは作業しやすい空間を確保。新しいディスプレイも来たことだし。。。頑張らねば、、

ということで、ペールギュントの制作をしました。
これは以前に作ったのですが、ピアノ譜を元に耳コピして制作したのでちょっと物足りません。
やはりスコアでということで作り直しました。

ペールギュント~山の魔王の宮殿にて~」なんてある種の緊迫感とかそういうのがないとつまらないですよね。
イプセンの小説「ペール・ギュント」の主人公ペールは、のらくらと暮らし、喧嘩したり、ほら吹いたり、人の花嫁イングリッドをさらったり、ろくでもないことばかりしでかします。挙句に、山の魔物トロルの王ドヴレの娘を誘惑して王の怒りを買い追われます。この王の宮殿で、トロルたちが合唱するのが「山の魔王の宮殿にて」です。
むかし、これと「アラビアの踊り」を合唱で歌ったことがあります。
「山の魔王の・・・」の歌詞は、
”殺せ、殺せ、、王の娘をたぶらかした、殺せ、殺せ、”のくり返しです。
恐ろしげなトロル(たしか「指輪物語」にも出てきましたよね、大きいやつです)に「殺せ」と迫られ、恐怖におそわれ、緊迫感が増していく、、そういう場面を表した曲です。

この曲のようにテンポや音量を徐々に上げていって最後にうわ~っと盛り上げる音楽の演奏というのは、細かい計算と緊張感が必要なのでしょうね。演奏者も気持はだんだん興奮しても頭は冷静に計算しているのでしょうね。
MIDIでテンポをだんだん上げていくのも、計算して行けばよいのですが、なんでしょうね~~それだけでは緊張もなく盛り上がらないのですね、機械的に速くなるだけでは。。。。