ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

上野公園~ベルギー王立美術館展

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紅葉を見ながら散策、上野の森美術館の前を通りかかると、、、
何だ、何だ、あの行列は。。。
すごいです、建物の前に、人があふれています。。

ダリは無理だね。。そう言いながら、予定通り、ベルギー王立美術館展の開催されてる西洋美術館の方へと歩いていきました。
(途中の会話「正岡子規記念球場、、ってなんだ。。。」「さぁ~、体が弱くてスポーツが出来なかった子規が作ったのかも」「なもん、前からあったっけ?」)
美術館の前、あ、行列はないようだ。。もしや入場制限などしてないでしょうね、、、
警備員の若いお兄さんに聞いたら、「しておりませんが、中はかなり混んでおります」との返事。
人込みは苦手だけど、ま~頑張っていこう!

大きい荷物はロッカーに預けて、さぁ、見よう!
はじめは、ルネサンスごろから、、ブリューゲルとかいっぱいあるね~
ブリューゲル(お父さんとか、息子達とか、いっぱいいるけど)の絵は昔の生活が伝わってきますね~面白いですね。

ルーベンスの描いた「聖ベネディクトゥスの奇跡」(未完)とまったく同じものをドラクロワが描いている。
この「奇跡」の内容がよくわからなかったから、どういう意味の絵なのか(キリスト教にとって重要かどうかとか)が、わからなかったのだけど、後に名を残した画家も、若い頃には大家の模写とかしてお勉強したのかな、、とか思いました。ドラクロワがいつごろどういう目的で描いたのか、調べればよいのだろうけど、、
今回、いつもは必ず買う図録を買わなかったので、、、、正直あんまり気合はいってなかった。。。

宗教画とか、神話画は、その登場人物とかその物語とか、よくわかってないとわからないですよね、、、
イサクがヤコブを連れて森を抜ける絵、神様のお告げで息子を殺しに行くところ、には見えないし、
ハガルとイシマエル、って言われても、それ誰?何が悲しいの?って思いますよね、、
また、イカロスの絵も、、、でしたが(イカロスはどこっ!?(笑)写真上チラシの絵「ブリューゲル父:イカロスの墜落」、)、サチュロスって何?
こういうとき、西洋の文化にはキリスト教ギリシアローマ神話が、思い切り入ってるのだなって思います。
キリスト教ギリシアローマ神話の普段は何の役にも立たない(ように見える)一見無駄な(に思える)知識が、こういうときに役立つのでしょうね。

ルーベンスの高貴な人々の肖像、、どれもみな白いオーガンジーで作ったみたいなひだ飾りを襟に巻いています。当時の流行だったのでしょうが。。。
「この時代の人は、これをつけなきゃいけないのかしら?」
「これをつけられるっていうのは、ステータスの証なのかも、、だって、こんなものつけて普通にお仕事できないでしょう?うざったくて。。。何も仕事しなくていい人が着けられるって感じじゃない?」
いまどきのファッションとはちょっとばかり、勝手が違ったんだろうなと、、思いました。

バイオリンを持つ若者の絵を見つけました。
何しろ今の興味はヴァイオリン~♪ですから。絵葉書を買いました。(笑)写真下「ルイ・ガレ:芸術と自由」

近代、現代ものは、今回はごめんなさい、あんまり興味なかった。。。
ということで、駆け足で1時間でまわりました。
いつもは2時間くらい要るかも。。。展覧会の規模や種類にもよりますが。

次は、エルミタージュ?ダリ?
あ、たぶん、、当分行かない(笑)