ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

LFJ~2日目~シューベルト弦楽四重奏曲「死と乙女」

さて、1日目は小さな子連れでしたので、そのあとはキッズプログラムに参加し、屋台村でご飯を食べ、丸の内界隈をぶらついて「魔笛」をちょこっと聞いて帰りました。

2日目と3日目はそれぞれお気に入りの演奏を聞いて遅番のヴォランティアシフトに入りました。
2日目は、LFJのシューベルトの年にとっても聞きたかったのにチケットが取れなくて(5日間もあったのに!)残念ながら諦めたシューベルト弦楽四重奏曲「死と乙女」をプラジャーク弦楽四重奏団で聞くことが出来ました。

「死と乙女」は歌曲にもあって、なんだかと~っても暗い曲です。死の床にある乙女を死神が迎えに来る、ということらしいのですが、同じシューベルト「魔王」にも似たテーマです。
ただし、魔王のほうは息子を奪いに来る死神から父が逃れようとする様を描いてるが、こちらはどちらかというと死神が安息を与えるためにやってくるらしい。どちらにせよ、暗い、、、
その暗い歌のバックに流れるピアノ伴奏のテーマが弦楽四重奏の2楽章のテーマとなって使われてることから、「死と乙女」の名があるのだけれど、2楽章だけじゃなく全体も暗い、、、そして、この暗さがたまらなく好き!





朝の5時から目が覚めました、遮光カーテンしても明るいです、あ、、電気ついてた(笑)
GW終わるとほんと、時間が無い。。仕事やめたい(笑)

さてさて、記事の続きです。
あの地震の年に、ブラームスがテーマで催されたLFJの演奏会ではじめてプラジャークの演奏を聴きました。
Jackさま、あのときにもコメントいただきました。

今回も素晴らしい演奏でした。チェリストの方は相変わらずとっても表情豊かでした。
深い響き、絶妙なハーモニー、そして息のぴったり合った演奏は、聞き終えた後また聴きにいきたいと思いました。手持ちのCDはアルバンベルクの演奏、これはこれで研ぎ澄まされた弦の響きがステキな演奏なのですが、これに慣れてる耳にはプラジャークの演奏はとても温かみのがる優しい演奏に聴こえました。
演奏が終わるとすご~い拍手、拍手、拍手、、、でした。ファンが多いのですね、きっと。

ちょっと残念だったのは、会場がよみうりホールで、席が後ろから2番目でした。もっと近くで生演奏を感じたかったのですが、チケット取れただけでもラッキーと思うと贅沢はいえませんね。