ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

マリナーのモーツァルト「レクィエム」

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モーツァルトのレクィエムを今年歌うと決めたとき、CDってあったっけ?と、、

CD入れをちょっと探してみると、とりあえず2つありました。

アーノンクールとコルボ、、アーノンクールは持ってるのは覚えていましたが、

ごめんね、コルボはすっかり忘れてた。。。。数年前のLFJでコルボの演奏に感動して買ったんだった

http://blogs.yahoo.co.jp/penguin4_ne_jp/41338079.html

記事まで書いてるのに、最近は物忘れがひどい。。。

まあね、ああそうだったと思い出すのはアルツじゃないそうだから、たぶん、まだ大丈夫かな

取り出して聞くもなんかしっくりこない。。アーノンクールはまだしもコルボの演奏はなんか違う

コルボの演奏ばかり聞いていたころは、これがしっくりきてたのだろうか?

最近聞いてないから聞きなれないのだろうか?といったって、最近モツレク自体聞いてないよ。

でもね、心の奥に別のイメージがあるのです。それがなんであるか、うすうすは気づいてるのですが

あれこれYouTubeで聞いてみた。やっぱりそうだ、、マリナーだ、、

たぶん学生時代に始めて聞いたモーツァルトの「レクィエム」はネビル・マリナー指揮のもの、

イントロイトゥスの厳かな出だし、コルボの中低弦の扱いとはまったく違う。

ラクリモザの劇的な終わり方、コルボの穏やかな水面に沈んでいくようなアーメンとはまったく違う。

だけど、そんなによく聞いたわけでもなく、再生機器もないから、もう何十年も聞いていない、、

でも脳裏に焼きついてるのはなぜだ?

ああ、、一番よく聴いた演奏はCDなどではなく、映画だったんじゃないか?

アマデウス」の最後のほうに出てくる「レクィエム」の演奏。

やっぱりそうだ。あの映画はマリナーが音楽を担当してたのでした。

映画だから、あっさりな演奏ではなくドラマティックな演奏だったのでしょうか

いや、あの時代のベームカラヤンを聞いても、やはり厳かですね。

その後、モーツァルトの没後200年ということで何回か歌う機会がありました。

そのころはモーツァルトの弟子のジュスマイヤーが未完の部分を仕上げたジュスマイヤー版だけではなく

バイヤー版とか、モンダー版などが演奏されることも多くありました。

とりあえず、バイヤー版を歌いましたが、今はジュスマイヤーが主流のようですね。

マリナーの演奏、耳に焼き付いてるのはマリナーのジュスマイヤー版、

手元に残ってるもう聞くことのかなわない音源は、同じマリナーのバイヤー版です。

写真はマリナーのバイヤー版