ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

お休みの日はシューベルト

今日は、久しぶりにお休み。
 
朝はお風呂に行ってきました。久しぶりの炭酸泉のお風呂は体に染みて、体中の血が体を巡った気がしました。
 
血の巡りが悪いので(笑)、これはとても効きましたね。
 
最近ピアノを弾いてなかったので、家に帰ってちょっとピアノに向かってみました。
 
バッハはゴールドベルク、2曲目がやっと覚えられたので、3曲目、でもまだまだちゃんと弾けません。
 
シューベルトは昔練習したピアノソナタ、でも随分忘れてしまってる。
 
それでも、弾かないよりはましかなと、頑張って途中まで弾いてみました。
 
 
 
この前、お友達が、仕事を辞めたらピアノをまた始めようかなって、言ってたので、
 
「弾きたいと思うのなら、今から始めたほうがいいよ、年取ってから始めても難しいから」と
 
言ってしまいましたが、本当にそうだと思います。
 
コーラスくらいなら、退職してからでも歌えると思っていらっしゃる方が多いようですが、それはちょっと違うかな
 
鼻歌とかちょっとカラオケ、くらいならそれでいいかもしれませんが、
 
第九とかヴェルレクとかに来て、すぐ歌えるというのは、ちょっと甘いかもしれません。
 
ヴェルレク、以前に歌ったのに、アバドのCD聞きながら歌ってみたら、およよ、、リベラメ、出遅れた。
 
だって、速いんだもん。。。3月の演奏会に間に合うか、心配、、忙しくて練習出れ無すぎでした。。
 
ショックをいやすため、シューベルトのピアノを聞きました。
 
ソナタイ長調、D959、この曲はお気に入りです。以前にも取り上げました。
 
最近はYouTubeが便利すぎて、自前のCDあるのに、聞かないことが多い、もったいない。。
 
YouTubeで見つけた、ブレンデルシューベルトピアノソナタイ長調、D959から4楽章。
 
 
 
ブレンデルの演奏、音がしゃきしゃきしてて、ややゆっくりの落ち着いてきっちりした演奏ですね。
 
でも、ちょっと物足りないかも、ちょっとつまんないかも。。
 
実はこの曲、CD持っていて、、ペライア、ケンプ、それにバドゥラ・スコダがあります。
 
下は、ペライアのCDジャケット。アマゾンにありました。
 
ペライア、いいですよね、流れがとてもきれいです。右と左の両方のメロディが同時にきれいに流れます。
 
柔らかくて細やかな演奏だと思います。
 
他は、同じものはちょっと見つかりませんでしたが、最近はMP3ダウンロードなんて言うのがとてもお安くあるのですね。
 
往年の名ピアニストシュナーベルとか、アファナシエフとかダルベルトとか150円くらいでDL出来ちゃうのですね。
 
CD買うより安いし、嵩張らなくてよいわね。だったら、YouTubeで済ませる方がもっといいわね。
 
CD持ってるのに、CD持ってくるのが、PCに入れるのがめんどい。。w じゃ~いらないじゃん。。。
 
だけど、やっぱりCD持っておきたい。実はレコードもあるくらいだから(笑) ジャケットへのこだわりとかあります。
 
大体、コレクター癖もありますから、パンのシールとか、ポイントとか、、違うかw 
 
本にしても、CDにしても、形のあるものがほしいのです。まあ、最近は電子ブックも愛用していますが。。
 
 
話がそれてしまいました、元に戻しますね、
 
シューベルトのこのソナタは多くのピアニストによる録音がありますから、たくさん聞くとそれぞれ特色あって
 
面白いのでしょうね。でも、今日は、この3つ(ケンプ見つからない。。)の中でどれがお気に入りかと言うと、
 
バドゥラ・スコダかな、わりと最近の録音です。昔、グルダギーゼキングと並んでウィーンの三羽烏と言われ
 
かなりのお年(85くらい?)のはずなのだけれど(いつぞやの演奏会はちょっと残念でしたが)、現役です。
 
最初は音が不揃いのような何だかぞんざいな感じもしますが、どんどん川の流れのように前に進んでいきます。
 
川面に日が差してキラキラ輝くように、表情が豊かで、何かを語りかけているようでもあります。
 
立ち止まってないで、振り返ってばかりいないで、ほら、前に進んでごらんって
 
人生いろいろあるさ、でも、めげないで生きて行こうよ、ぺんちゃん!ってね。。
 
そう言われてる気がするのですね。若い人でなく、年を経た人にいわれると説得力がありますね。
 
 
追記:ポリーニ、見つけました。D959noソナタが全曲入っています。
27:16あたりから終楽章のロンドに入ります。
想像してたのとはちょっと違う、温かみのある演奏です。
切れのいい演奏ですが、冷たい感じはありません。細やかです。