ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ブクステフーデ「マニフィカート」

あっという間に1年が過ぎ去り、年の瀬ももうすぐそこに、
年々、時間の経つのが早くなり、気が付いたらあちらの世界からこちらを見てる、そんな気さえします。
 
ともあれ、世の中はクリスマスに向かっています、終わってしまわないうちに、クリスマスを少し味わいましょう。
クラシック音楽の世界には、クリスマス関連の音楽は山ほどありますね。
今年は、あまり知られてない名曲をお送りしたいと思います。
大学生の時、聖歌隊に所属していました。宗教曲専門の合唱隊です。
人数も少なく、一人一人がきちんと歌わないと厳しいものがありました。
夏には演奏旅行も行っていました。とある夏の演奏旅行で、キリスト教系の女子高を訪れた時に歌った曲の一つをご紹介しましょう。
 
バッハがその演奏をはるばる聞きに行ってなかなか帰ってこなかったというブクステフーデの曲のひとつです。
バッハが尊敬するくらいだから、ブクステフーデは素晴らしい作曲家ですけど、でもやっぱり、バッハのほうがずっと偉大ですね。
曲は「マニフィカート」、これは、聖母マリアが天使ガブリエルに神のみ子を授かったとのお告げを受けた時の歌です。「わが魂は主を崇め」、といった意味です。
 
当時は音源も聞いたことがなく、いや、その後も聞いたことがなく、後にも先にもこの曲を歌ったのはこれ一度きりでしたが、いまではYouTubeと言う便利なものに、な~んでもアップされてるのですねぇ、、、ほんと、なんでもあります。
 
見つけたとき、とっても懐かしく思い、埋め込みしてみました。
合唱に透明感があり、きれいです。