ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

クリスマスの歌練習③Hodie Christus Natus est

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さて、皆様、歌はきちんと練習できましたか?
どんな風に出来上がりました?え?お手本がないと歌えない?
そんなこともあろうかと、YouTubeをご用意しました。
え?なんで初めから用意しないかって?
それはね、あまりに美しい完成された演奏を聴くと、こんな風に歌えない~って気後れしないためです。
って、本当はサボってただけなんだけどね。。。


O Holy Night のYouTubeです、皆様、このように歌えましたか?


美しいハーモニーですねぇ、ぞくぞくします。うっとり~

かつては聖歌隊員だった私も、このように歌っていましたわ、、、というのは嘘ですが。。願望ですw




次は、レーガーのマリアの子守唄です。美しいソプラノです。ちょっと片方(多分右)が聞こえてないです。きちんと両方ステレオで鳴っていたらもっとよいのですが。。。


こちらはちょっと、テンポが速すぎて好みではないのだけれど、キャスリーンバトルの声がきれい



さてさて、クリスマスは来週に迫りました、かくいう私、明日クリスマスの行事を控えております。
そして、第九の本番も、、本当は第九はあきらめるつもりだったのです。実際、合唱幻想曲の方はあきらめました。間に合わないので、、、
でも、今年は諸事情(でもないか)の変更により、第九の4楽章には何とか間に合いそうなのです。
で、乗ります、舞台にwwww
ブログお友達のHさん、ぜひ、お会いしましょう、舞台と客席で~~♪


で、、毎週アップするとお約束した歌の方ですが、ふつ~にふつ~のクリスマスの歌を歌ってもクラシック音楽を看板に掲げてる意味がないので、ここで、クラオタの皆様にも喜んでいただけそうな曲を探してみました。
グレゴリオ聖歌、というのがあります。これはミサ曲とか、レクィエムでそのメロディを聞いたことがあると思います、多分、皆さんがよく聞かれるのは、ベルリオーズ幻想交響曲の終楽章で流れる、Dies Irae(怒りの日)ではないかと思います。
クリスマスのグレゴリオ聖歌もあります。
たとえば、この日、キリストが生まれた(Hodie Christus natus est)です。


Hodie Christus natus est

Hodie Salvator apparuit

Hodie in terra canunt Angeli,laetantur Archangeli

Hodie exsultant justi, dicentes

Gloria in excelsis Deo,Amen


意味は多分、昔ラテン語をかじった記憶でてきと~に訳しますと、
この日、キリストが生まれた
この日、救世主が現れた
この日、地上では天使らが歌い、大天使らが喜ぶ??
この日、正しい~~が喜ぶ??
いと高き神に栄光があるように、アーメン
~のところは妖しいので書かないでおきます。。

この歌詞を用いていろんな作曲家が歌を作っています。
バッハ以前から今日に至るまで。
古いもので、シュッツという人が作曲したものがあります。
これは今、楽譜を探しても見つからないのです、歌の方はYouTubeで一個だけ見つけました。
若かりし頃、大阪で某~ベット・コールという合唱団に所属していたときに、クリスマスにはバッハのクリスマスオラトリオを歌っていたのですが、その前プロとして、このシュッツのHodie...とか、VictoriaのAve Maria、誰の曲か忘れましたが、O Magnum Mysteriux(綴りは不確か)など、歌いました。
最初のHodieのところでうわ~~っと盛り上がっていくこの、シュッツの「Hodie..」が大好きでした。
聞いてみてくださいね。私の持つイメージとはちょっと異るのですけれどね。



も一個ありました、新居浜の合唱団による演奏ですね、



いかがですか?
さて、お次は現代作曲家によるものを紹介しましょう。
ベンジャミン・ブリテンといえば、パーセルの曲など、古い楽曲を現代風にアレンジしていますね。
ブリテンの作品に「キャロルの祭典」というのがあります。
聖歌隊向け(多分)の合唱曲で美しい透明感のある曲です。このイントロの曲に、Hodie Christus Natus estが原曲に近い形で使われています。




では~この、Hodie…を今週は練習してみましょう。