ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

CDで聞くオペラ

音楽とかけ離れて生活してるからこそ、もっと音楽を聴き、語りたいと思うこのごろです。

でも、月~土まで、9時~10時半過ぎの帰宅では、演奏会も行けません。

日曜日は、半分死んでいます。。。お風呂に入ったり、美味しいものを作って、休息する日です

なので、心の安息のために、もっと音楽を聴こうと思います。

せっかくCDもあるので、たまには聞かなくちゃね。

で、CDの山(某ブログお友達の皆様に比べるとずっと小さいです)を見てると、

数年前、おそらく5年以上前に購入して封を切ってないCDを発見、、

けちのぺんちゃんとしては、珍しい事なのですが、聞く目的でなく買ったものです。

MIDI製作の仕事をしてた時に、音源用に買ったけど、結局使わなかったものですね。

それは、モーツァルトのオペラ「魔笛」なのですが、聞かなかったのか、

もちろん嫌いな曲ではありません、好きとか嫌いじゃなくて、

オペラをCDで聞くだけではつまんないからです。

最近、音楽DVDも手に入りやすくなりましたし、オペラはDVDで見るほうがはるかに楽しいからです。

今は亡き渋谷の某CDショップで買ったもので、何と半端な2854円というお値段、

そこのゴールドカード取得に一役買ったものの一つでしょう、が、今はとうにそんなカードなくて

ローソンのポンタカードと一緒になるって、あ、なったのかな?ほんと?

まあ、そんなことはどうでもいいとして、このCDどうしよう、封も切ってないし

ヤフオクで売ってもいいけど、安く落とされてもつまらないな、、

ということで、思い切って、封を切って、開けて聞くことにしました。

イメージ 1



曲は、先ほど言った通り、モーツァルトの歌劇「魔笛」からの音楽です。

クレンペラー、ゲッダ、ヤノビッツ、ポップとジャケットにあることから、かなり古い演奏ですね。

オットー・クレンペラーの指揮は、結構好きですよ、どこがって聞かれると困るんですが、

私にとってわかりやすい演奏が多いです。そんなにたくさん聞いてるわけではないけれど。

タミーノのニコライ・ゲッダの声は柔らかくて魅力的だし、

パミーナのグンドラ・ヤノビッツも透明感のある高音ですよね、

で、一番楽しみなのは、ルチア・ポップの夜の女王ですね~

お、、開けてみて気づいた。2枚組です。って、ジャケットに書いてあるよねぇ、、見えてないし。^^

もしかして、全2幕の全曲?あわててジャケットを見ると、書いてあるじゃん、全曲って小さい字で。。

ハイライト抜粋でいいんだけどな、、、w

そんな長い曲じゃないけど、ワグナーほどではないけど、、、飛ばしながら聞いてみよう。

と言いながら、序曲を繰り返し聞いてしまった。フリーメイソンの3和音って、なんだよぉ~と思って。

序曲通して流れてる、フリーメイソンの3和音というのが何なのかご存知の方は教えてくださいな。

晩年のモーツァルトフリーメイソンに深くかかわっていたというのは知られていますね。

そして3という数字がその秘密結社では大変重要であったとか?

晩年に作られたこの歌劇、3人の侍女が出てきて、3人の少年が出てきて、同じフレーズが3回繰り返され、

それで、そのフリーメイソンの3和音っていうのが何度も出てくるらしいのですが、

何度も出てくるっていうのに、ぜんぜ~んわかりません。

そこで引っかかって、なかなか先に進みません。

タミーノが出てきて素敵な声で歌っても、ちょっとまだもやもや。。。

パミーナが登場しました。やっぱり、ヤノビッツの声はきれいです。品があります。

魔笛は、シカネーダーの依頼により作曲されましたが、それまでのイタリア系のオペラと異なり、

レシタティーヴォの代りにドイツ語でセリフを言いますね。

なので、音楽部分のみを収めたCDでは、セリフ部分が入っていないので、

実際の演奏時間より短いですね。さくさく進んでいきます。

ルチア・ポップの夜の女王、可愛いです。コロラトゥーラの声がコロコロよく転がっていますね。

声質としてはヤノビッツの方がずっときれいですけれど、以前にも記事にしましたが、

ルチア・ポップ好きです。^^

これ、CDじゃなくて、やっぱりDVDでみたいな。

というより、やっぱり、生のオペラで観たいです。^^