今日がお休みだから、つい、見ちゃいました。
決勝戦まできただけでもすごい、って思ってたのに、勝ちましたね。
すごい集中力と粘り強さには感動しました。
とっても元気づけられますね。
私もがんばろうって思った人は多いと思います。
そして女子サッカーも、これでその存在をもっと認めてもらえると思います。
なんでそんなことを言うかというと、一昨年まで担当してたクラスの女の子にサッカー部の子がいたのです。
みさとちゃん(仮名です、もちろん)小学生まで男子に混じって一緒にサッカーをプレイしてきました。
本当にサッカーが好きな子で、中学で女子サッカー部が作られるというのを楽しみにしていました。
中学に入ったばかりのころは、まだ男子サッカー部しかなくてとりあえず、そこに入っていました。
男子と同等に激しい練習をしていました。あるとき、練習中に転んで膝がすごく痛かったそうです。
「これだから女子は。。。」といわれたくないので先生に「大丈夫か?」と聞かれて
「はい、大丈夫です」と全然大丈夫じゃないのに無理やり笑顔で答えたそうです。
でも本当は骨折してたんですね、、、痛みは増すばかりで、痛くて痛くて冷や汗が出てきたそうです。
顔が青ざめ、保健室へ行くとすぐに病院に行かされ、それから約3か月、ギプスと松葉杖の生活でした。
杖をつきながら、妹さんやお母さんに荷物を持ってもらったりして教室にも通ってきました。
お勉強はそれほど好きではなさそうでしたが、真面目に頑張っていました。
松葉杖の生活がやっと終わって、サッカー部に復帰したみさとちゃん、あるとき、随分憤慨して来ました。
ただならぬ雰囲気に訳を聞くと、女子サッカー部を作るという約束が反故にされそうだとのこと。
サッカー部に入りたければ近隣の中学の女子サッカー部に入れてもらえるので、そこに入るようにと。
でもそこは、彼女が望んでるような本格的な練習ではなく、楽しみでプレイしてるだけらしいのです。
じゃ、今の男子サッカー部でやればいいじゃないかというと、
男子サッカー部の顧問の先生は女子が邪魔らしく、女子に辞めて欲しがってるというのです。
その後まもなく、私はその子の担当から外れたので、彼女がどうなったのかはわかりません。
でも、ずっと気にはなっていました。
今なお、女子サッカーへの道は厳しいのです。
なでしこたちの学生のころはもっと女子サッカーへの道は厳しかったと思われます。
そんな中で、サッカーを続けてきた彼女たちの精神力は半端ではない気がします。
あの集中力と粘りは、そんな環境の中で生まれたものかもしれませんね。
試合に勝って、しかも優勝したので、今やヒーロー、あ、いや、ヒロインとなりもてはやされてますけど
その陰には彼女らの苦難の日々があったのではと思います。報われてよかった、本当に。
一人100万でしたっけ?報奨金。もっとあげて!と思います。
これから、もっと女子サッカーが盛んになるといいですね。
みさとちゃんも、がんばれ!