「指輪」、、とうとう、このテーマにきました。
覚悟してくださいませ、、そう、長いですwww
ご存知の方も多いと思いますが、イギリスのファンタジー小説ですね。今、流行のローリングの「ハリー・ポッター」や、ずいぶん前にはやったCSルイスの「ナルニア物語」も同じ流れを汲むファンタジー小説といってよいでしょう。
古ゲルマンや北欧の伝説などをもとに、「指輪物語」は書かれていますが、トールキンのすごいところは、独自の神話の世界、宇宙を創造しているところです。「指輪物語」の前の話として「シルマリルの指輪」と言う話があります。英語で途中までしか読んでないのですが、最初の方は、まるで旧約聖書の創世記のように、世界を神々が創ってゆく話だったと思います。物語よりも、この本の美しさに惹かれて買ったのです。
これは、どちらかというと、子ども向けの文学全集の中にも入れられていて、文章も内容かなり子ども向けです。単純でわかりやすく、動きが多いです。火を噴いたり、飛んだりする竜を相手に、ドワーフ(小人)が大活躍するのですが、このとき、後の物語の伏線となる「指輪」が出てきます。
お話は、めでたし、めでたしで終ります、その後、何年か経ってから、持ち帰った指輪をめぐって「指輪物語」が始まります。
表紙などの、アラン・リーの挿絵が素敵です。
さて、本にも地図は出てくるのですが、なかなか、まとめて頭の中で地図を作ることは難しいですね。
そこで、じゃ~ん!「指輪物語地図」みたいなんが売られているのですね、
この物語での「指輪」は、姿を消すことができる、絶大な権力を握ることができる、という力を持っています。
ゆえに、指輪を手にするものは、権力欲や、金銭欲の術中にはまってしまうのです。人間破滅を導く、魔力を秘めた危険な指輪と言えるでしょう。