ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ハロウィンのお話~♪

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ハロウィンは、カトリック万聖節(オール・セインツ・デイ、11月1日)の前日ですね。
この日は、魔女や霊たちが出てくると言われ、そのため、かがり火を焚いて追い払うのだそうです。
かぼちゃをくり抜いたジャコランタン(Jacko'lantern,ちょうちん男とでも訳しましょうか)もそのためのお道具なのでしょうね。

もとは、ケルト人の風習であったとか。カトリックの聖人の日にちなんだ行事にしては、限りなく異教の臭いがするのはそのためでしょう。
ドルイドの神官たちが、かがり火を焚いて、それを人々は分けてもらうのだそうです。

ケルト人にとっては、10月31日は年末であり、暗くて寒い季節を迎える節目のときでもあり、その前に悪い霊などを追い払ってしまおうと言うのでしょうね。


元は、カブをくり抜いて作っていたらしいジャコランタンアメリカにわたって、より手に入りやすいカボチャに代わったのだそうです。
アメリカのカボチャ(パンプキン)は、かなり大きくてオレンジ色で、硬いです。
時期になると、山積みにしてあるのを見かけることがあります。
大きくて硬いカボチャをくり抜くのにはかなりの体力が要ると思われます。
中身は、パンプキンパイに使われますが、相当な量になりますね。。。

ハロウィンには、ジャコランタンのほかに、欠かせない存在として、魔女、がいます。
魔法使いも見かけます。ほかには、幽霊、蝙蝠、黒猫、悪魔、骸骨などの古典的な顔ぶれのほかに、
狼男、フランケンシュタイン、吸血鬼やミイラ男といった、何かのお話に登場した、いかにもハロウィンにふさわしいキャラクタ、やねずみ、蛇や蜘蛛といった、一般的に気味悪がられる生き物たち、、などが活躍します。
ハリーポッターですっかりおなじみの、箒やとんがり帽子、大なべ(コールドロン)、などの小道具も活躍しますね。

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ハロウィンが終わると、夏時間から冬時間に変更です。時計を1時間遅らせます。
そして、NYのアパートでは、暖房が入ります。
この暖房は、夜も止まることなく、春になるまで入りっぱなしです。
夕方になると子どもたちが、仮装してやってきます。
Trick or treat!(お菓子をくれないといたずらするよ)
各家では、キャンディなど用意します。ちょっとずつキャンディをあげます。
たくさんまわるので、すこしでよいのです。
が、LAでは、ちょっと気前良くしてしまいました、、
そうしたら、同じ子どもたちが何度も来るわ、他の子も誘ってくるわで、キャンディを急きょ買い足しにいきました。

冬になる前の子どもたちの楽しい行事、
でも、これが終わると、すぐにサンクスギビング(感謝祭)があり、ターキーなどのお料理を食べます。そして、そのあとは、クリスマスです。
元は、クリスマスはもっと宗教的な行事だったのでしょうが、今では、日本と同じで、サンタが来る日、なのでしょうね。



あ~もうすぐ年の瀬が、せまってきます。
あっという間の一年間。。。。
時よ、もっとゆっくりと流れて欲しい。。
もっと人生を楽しむ時間を与えて欲しい。