ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

嵐は来るのか。。。テンペスト♪

8月というのに、なんだか肌寒ささえ感じる今日一日でした。   
関西のほうでは豪雨もあったとか。。
今年の夏も、ゲリラ豪雨が心配されますね。
それを考えると、ちょっと心配になります。

ところで、嵐の場面の音楽というのは、何があるのかなと思いました。
「嵐(テンペスト)」というシェイクスピアの戯曲があります。
要請や怪獣が出てくる御伽噺の様なストーリーですが、
この戯曲に付随して作られた音楽があります。

イメージ 1

画像はWikipediaから。

チャイコフスキーシェイクスピア劇を題材に3曲の「幻想序曲」を作曲しており、その一曲が『テンペスト』ですね。
シベリウスはこの戯曲のために付随音楽を作曲していて、後にその中から序曲と2つの組曲が演奏会用に編まれています。
そしてそして、何より有名なのが、ピアノソナタの曲の解釈に付いてたずねた弟子に、
シェイクスピアの『テンペスト』を読め」と返答したという逸話のあるベートーベンのピアノソナタ17番の「テンペスト」がありますね。

テンペストの中で一番有名なのが3楽章、どういう意図でこのリズム、音の流れなのかわかりませんが、
押し寄せてくる、風や雨のようにも思えます。
あまり激しくもなく、速くもない演奏になりましたが、とりあえず全曲。





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