ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ブランデンブルグ協奏曲6-3

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さて、今日はBach is backのテーマで行われたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン最終日ですね、
この日にあわせて、ブランデンブルグ協奏曲の最終日をも迎えたいと思います。
最後の6番は、1番最初に作曲された、1番シンプルな協奏曲です。弦のみの構成ですね。あ、もちろん通奏低音は入ります。
ケーテンの楽長時代に、ガンバを弾く主君もあまり難しくないソロを担当できるように作曲されたと言われています。(そうすると、これがワイマール時代に作られた、というのとは違ってきますね。どうなんでしょう)2台のヴィオラとチェロとガンバ(そして通奏低音チェンバロ)のための曲であり、この曲の最高音を出すのはヴィオラ、バッハが好んだといわれるヴィオラであることを考えると、ヴィオラパートを弾きながらヴィオラの席から指揮をした、と思われるのですね。
そもそも、この時代には専任の指揮者はいません。今でも、小編成のバロック音楽を演奏する時は、チェンバロ奏者が弾きながら指揮をしたりしますね。人数も少ないですから、みんなで気持をひとつにして「あ、うん」の呼吸で演奏する事も難しくないでしょう。
近代の編成の大きいオケの指揮者というのは、また役割が違うようです。
その話は、昨日、鈴木雅明さんのお話の中に出てきましたので、後ほど記事にしたいと思います。

画像はバッハと息子達、よく見ると、いや、よく見なくとも、どこかしらみんなバッハに似ていますね。


構成はヴィオラ・ダ・ブラッチョ2つ、ヴィオラ・ダ・ガンバ2つ、それにチェロ、ヴィオローネ、チェンバロですが、MIDIの音にはヴァイオリン族しかありませんので、ヴィオラで代用しています。また、都合でヴィオローネは省略しています。

では、明るいAllegroの3楽章から、例によって勝手に編曲しています。
音量に気をつけてどうぞ。


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追記:これを書くに当たって、また「ブランデンブルグ協奏曲」でGoogle検索してみましたら、今回は2ページ目の最初にブランデンブルグ協奏曲1-1の記事が、4ページ目に3-3の記事が出てきました。^^