ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

終る前にもう一度、あの感動を。。と思ったのだけど。。

明日で終るフェルメール展、もう一度行こう、行こうと思ってたのに、こんなぎりぎりになってしまいました。
昨日の朝、のんきに出かけました。夏に見たときのように、普通にゆったりは入れると思ったのでした
が。。。が~ん!!1時間待ちの立て札が。。。
ぐずぐずしてたら仕事に遅れそうだし、でも、手ぶらで帰るの癪だから、チケットを買いました。
そして、「明日の朝、8時に来てやるう!」と思ったのでした。

が、、、昨日ちょっと疲れました。今日朝起きてみると、7時半、w(゚o゚)w オオー!、、だめじゃん。
8時に着くにはもう遅い、、、
諦めムードで結局出たのは8時過ぎ、電車が来ない、、あ、今日は土曜日だ。
急いでも無駄だ、、諦めモード。
ついでに、上野公園の朝も楽しみました。

少し紅葉は残ってるものの、

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ほとんどのはは散ってしまって、

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9時過ぎに着いてみると、もう昨日と同じような状態、、ま~でも、「時間に余裕があるからな~今日は。」と少し気持にも余裕。
チケットはあるもんね~と、すぐに列に着く。

並んでると、あれ、あたしのあとにきていた人が、いつの間にか前にいる、、なんで~~
と思ってると、関西系のお姉さんが2人、はじっこの方を随分後ろの方からすぐ後ろに詰めてきた、、
あら、、、と思って、そちらを見ると(見たのは私だけじゃありませんよ)、、
「だって(誰も何も言ってないのに、言い訳を始める)、前の方に詰めてて、言われてんもん、」
それって、詰めると言うより、渋滞中の高速で言うたら、路肩走行してきたんと同じやろ、ずるやん、と言いたかったけど、負けそうやから言わんかった、、、、
その後も、お2人のお姉さまは大きな声でぺちゃくちゃ、とどまることなくしゃべり続ける。
なんかなぁ~美術館に絵を見に来たのに、気をつけてないとどんどん抜かされそうで、、
ミレイ展のときも混んでたけど、仕事帰りの比較的若い人が多く、マナーはきちんと守ってた。
年をとるとずるくなるのだろうか。。。。
が、、ちょっとうまく立ち回った私の後ろにいた人、後から詰めてきた関西系のお2人、のどちらも、大きな誤算をしてる事に気づいた。
うふふ、、私の左横に関西系のお2人、その前に私を越していったお方がいたのですが、その前には、学生風の4人組が2列になっておしゃべりを楽しんでいて、さっさと詰めると言う事には全然関心がないのね。学生さんたちがぐずぐず歩いてどんどん遅れを取ってしまったので、先にうまく割り込んでいた彼女達は一緒にどんどん後ろへ流されて、、、


さて、10時過ぎには入場できました。
最初のご挨拶とか説明とか、そういうのはパス~前に見たもの。
そして、ファブリティウス、ホーホのデルフトの巨匠も、うん、確かに、その描き方、題材などフェルメールの絵に影響を与えてるけど、やっぱりフェルメールの方が偉大だなと感じざるをえません。
さら~っと見て、フェルメールの部屋へ。ここへ来たら10時半。
最初の部屋に3枚の絵、次の部屋に4枚のフェルメールの絵があります。
ここで、たっぷり過ごしました。やっぱり、フェルメールはいいですね~~♪
でもね、この間見たときほどの感激がないのはどうしてでしょう。
この間は、本当に感激しました。
コローとはしごをしたこともあって、1枚1枚の印象を頭のハードディスクに書き込んだのでした。
その時の記事はこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/penguin4_ne_jp/33723438.html

実は、メガネをかけていきました。この間もそうだったと思います。
裸眼で見ると細かいところがぼお~っとしてるので、メガネをかけると少し離れていても、くっきりと見えるのです。今回、ふと思いました、メガネはちょっと茶色の色が入っているのです。ということは、ちょっと違う色合いで見てることになりますね、、そこで、メガネをかけたりはずしたりして、違いを確かめたり。。。ちょっとこの間と印象が違いますね。この数ヶ月の展示の間に色があせたような気が。。。
そんなことはないでしょうが、しげしげと見つめてしまいました。

勿論、こんなこと、1番前ではやりませんよ、、いつも少し後ろから見ます。
フェルメールはそんなに大きな絵ではないので、後ろへずっと引かないと全体像が掴みにくいと言う事はありません。いつまでも見ていたいので、少し後ろにいるのです。ちょっとずつ場所を変えながら、、
ところで、いつもこういう展覧会とかのときに思うのですが、前にずっと立っていて、もう見終わってパンフを見たり、次の絵を横から眺めてるのに、その絵のまん前から動こうとしない人がいますね、、
次の絵もまん前で見たいから、横に動くのを待ってるのかもしれませんが、いい迷惑ですよね。
館員の人が「今日は特に込み合っておりますので、最前列の方は、少しづつ動いて他の方にも見えるようにしてください、ご協力ありがとうございます」と、しきりに声をかけていました。
やっぱり、そういう人多いんですね。。


さて、ちょっと疲れて、椅子に座っていました。
私の隣の椅子が空きました。
「わ~空いたよ!」と小さい子が走ってきて飛び乗りました。
程なく母親がもう1人の子、ベビーカーの赤ん坊を連れてきました。
うわあ、子ども2人連れてでも見に来るなんて、よほど好きなのね、根性あるな~と、最初は思いました。
そのうち子どもが飽いてきて、というより、もうとうに飽いていたのです、座る事で少し気分が変わりましたが、面白くもないところでじっとするのは子ども達には苦痛なんでしょうね。
見たところ2~3才です。くりくりした目にふっくらボディ、可愛いですけど、わがままです。
何か食べたいと言い出し、母親はチョコを与える。美味しそうにぱくついて、周りはチョコのにおいでプンプン。。量は多くはないのでしょうけど、なんとなく手がベタべたしてる気がしました。
入場前に、「館内は飲食禁止です」と館員が声を大にして言ってたの、聞いてなかったんだろうか、、
聞いてなくても、普通は飲食できないって知ってるよね。。。
わかってても、子どもがうるさいから食べさせるのだろうか、
そう思ってる矢先、館員が来て、「お客様、館内では飲食は禁止になっております」と、注意した。
ほっとしました。
でも、子どもはもっとチョコをねだります。
「今の人が、食べたらダメって言ってたでしょ、聞いてなかったの?」と母親
「聞いてなかったよ」と子ども
「食べたらダメって聞いてなかったの?」母親は同じ調子で繰り返すだけ、
「聞いてなかった」はっきりと子どもは言う。自分の言い分が通ると思ってるようだ。
母親が黙ってるので、子どもは、今度は「のどが渇いた~」と言い始める。
「さっき飲んだでしょ、飲むのもダメだからガマンして」母親は言う。
「いやだ~なんか飲みたい~~」子どもは大声を出して暴れ始めました。

最近の子どもは、日頃から外で、それも歩きながらでも平気でものを食べ、飲んでいます。
場所を問わず、どこでも食べられると思っていても不思議はないでしょうね。
わあわあうるさいと、つい、食べ物を与えてしまうと言う親の気持もわかります。
でも、そういう生活をしていて、どこでガマンを覚えるのかなとか、余計な心配をしてしまいますね。
こういう生活の延長上に、電車内での飲食や化粧があるのでしょうか。飛躍のしすぎ?


そのあとも、少しフェルメールを眺めていましたが、なんでしょうねぇ、、着いたときから、美術館でのマナーというのが気になってしょうがない今回でしたので、前回ほど楽しめなかったのでしょうか、、
それとも、やはり、2度目なので、感動が薄れてしまい、周りの雑音ばかり気になったのでしょうか、、ね。
写真は今回ゲットしたチラシ。こないだと絵が違いますね。
こっちのほうがいいかも。

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