ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

N響メンバーによるアンサンブル~♪

日曜日に、上野の西洋美術館に絵を見に行く予定にしていたのですが、急に家族の1人がチケットがあるけどいけなくなった演奏会に行って欲しいというので、もっとゆっくり見たかったのですが早々に美術館を出て地元のホールでの演奏会に駆けつけました。
たいてい日曜の演奏会は2時からなので、2時かなと思って、わ~ぎりぎりだ、と思って行きましたら、あれ、誰もいない。。なんと演奏会は4時から、、
チケットは受付に預けてあったので、時間の確認ができなくて、、やれやれ、余った時間はそこで出会ったお友達とおしゃべりして過ごすことに。。。
開演前に疲れてしまいました。が、気を取り直して演奏を聴きにいくことに。。


おなじみの地元のホール、こうしてみると、なかなかいいホールです。
ラフォルジュルネで通った国際フォーラムのホールCと同じくらいの収容人数ですが、面積が広いので、ずっとゆったりと感じます。昔に作られたホールなので空間の取り方が今とは違うのでしょうね。
2階席はありません、1階の後方の席はずうっと高くなっていて、しかもそれほど奥がありません。
一番後ろの席でも見えづらいこともなければ音響もとてもよいのです。舞台も広いですね。
前の方の席はオケピットにもなりますし、せり上げて舞台を広くすることもできます。

イメージ 1


たしか去年の2月に、ここでのステージ上でのサロンコンサートを記事にしました。
演奏者も聴衆も広くした舞台の上に上がってのコンサート、小ホールのないこのホールでのサロン的雰囲気を、ということだったようです。そのサロンコンサートシリーズ、何回か行われていたようですが、今回出演者のメンバーも増えて、聴衆は客席で聞くことになりました。
ギャラ、の問題でしょうね、、。そして休憩時間に振舞われたワインやお茶菓子などもありませんでした。飲み物は買うことは出来ましたが。
でも、その分、音楽の方は楽しめました。
サロンコンサート・スペシャル・ガラと銘打った今回のコンサート、
出演者もご覧のとおり、、12人のN響の首席奏者たちによるアンサンブル(+ピアノ)は、そう聞けるものでもありません。

イメージ 2


曲目は

W.A.モーツァルト(編曲:伊藤樹子)/ピアノソナタ11番イ長調 K331より
F.シューベルト/ピアノ五重奏曲「鱒」より4楽章
F.プーランク/ピアノと管楽器のための六重奏曲
~休憩~
M.ラヴェル/七重奏曲「序奏とアレグロ
B.マルティヌー/バレエ音楽「調理場のレビュー」
F.シューベルト/八重奏曲ヘ長調 D803より1楽章

1曲目のモーツァルトは、手始めに、みたいな感じでフルート、オーボエ、ハープのアンサンブルでしたが、やっぱりピアノで聞きなれてる曲なのと、演奏がそれほど面白みがなかった気がして、ちょっとがっかり、、かな。。
次の曲から、本腰入れてみたいな、、そんな気がしたのですが、どうでしょうね。
「鱒」もよく演奏されますし、それこそこの間のラフォルジュルネでは何回も演奏された曲と思います。それでも、こちらの方は新鮮な印象がありました。とってもよい演奏でした。
プーランクは、たまに聞きますが、あまり消化できてない作曲家なので、曲は面白そうでしたが、、
休憩後のラヴェルはよかったです。マルティヌーはとっても楽しめました。
最後のシューベルトもよい演奏でした。どこがどう、という表現ができないで申し訳ないのですが。