ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ショスタコビッチ交響曲5番4楽章~♪

今夜はちょっと残業をしました、
一人で寂しいので、ラジオをつけてみると、らっき~♪、FMでクラシックをやってましたね。
王子ホールでのピアノリサイタル(ピアニストの名前が、思い出せない。。やばい)から、ハイドンソナタとか、シューマンアラベスク、謝肉祭をやっていました。
シューマンの謝肉祭は、けっこう好きですし、自分でも練習しましたから、ちょっと嬉しくなってお仕事がはかどりました。ホントに単純ですね、、

それから家へ帰り、ショスタコの5番を聞いています。昨日はゲルギエフで聞きましたが、今日はバーンスタインです。
ゲルギエフはキーロフ歌劇場管弦楽団のえんそう、フィリップスです。
バーンスタインの方はニューヨークフィル、SONYのお手軽1000円CD、プロコフィエフ交響曲1番(いわゆる古典交響曲ですね)とカップリング。

グリンカの記事を書いたときに、ゲルギエフがとっても速いのだということを聞きました。でも、ショスタコの5番4楽章はそうでもなかったなと、思い出して、聞いてみたのです。
バーンスタインは4楽章の冒頭からぶっ飛ばします、途中で楽譜にだんだん速くするように指示があるのですが、多少は速くなりますが、それ以上は無理のようですね、、(笑)
一方ゲルギエフは、楽譜に忠実なのでしょうか、、はじめは指示通りにゆっくりと始まります。そして、金管で3度目にテーマが登場する時には、かなりの速さになっています。どんどん速くなっていくのがわかりやすいです。


イメージ 1


4楽章のはじめ、速さの指示があります。
Allegro non troppo 4分音符=88の速さですね、



イメージ 2


少し行って、4分音符=104になりました。



イメージ 3金管のテーマが3度目に出てくるちょっと前です、4分音符=126まで速くなっています。
途中にも accel. poco a poco なんてあったりして、、、徐々に速くして行くのが譜面どおりのようです。

この2つのCD,4楽章だけしかまともに聞いていませんでした。つまり、制作したのが4楽章でした。あの頃は制作するものしか聞く余裕がなかったのです。それで、お暇になった今、はじめからじっくり聞いてみました。
ああ、こういう曲だったなと、どの楽章のメロディや和音も耳に覚えがあります。
はるか昔に、なんとなく聞いていた、いや聞かされていた曲でした。実は嫌いでした(笑)
ショスタコも、プロコも、ストラヴィンスキも。。。でも、父のおかげで耳にタコができるほど聞かされてきました。何十年もたって、それがこんな所で役に立つとは思いませんでした。
耳に残ってる私の中のショスタコ5番4楽章のスタンダードは誰の演奏家今はわかりません、、(メンデルスゾーンの「イタリア」は解明しました)わかるのは、手持ちにある2つのCDのどちらでもない、ということです。バーンスタインみたいに速くはなかった、でも、ゲルギエフの感性とも違う。。。

でも、不思議なことに、どちらかというとバーンスタインの方が聞きやすい気がするのですね。
なぜでしょうね、、疾走するのが私の趣味だからでしょうか。(笑)


<追記>10/5 21:30
Wikipediaで調べたら、この交響曲第5番の4楽章のテンポについての記事がありました。
これを読んでから記事を書けばよかったかな。。
参考までにWikipediaより、この下の方に、4楽章のテンポに関する記事があります。
↓↓↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC5%E7%95%AA_%28%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%29