ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

序奏とロンド・カプリチオーソ~サンサーンス~♪

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ブログのお友達(と私は思っていますが(笑))のところで、記事に取り上げていましたサン・サーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」、ちょっと思い出しまして、取り上げてみました。

この曲、子どものころ、父がよく聞いてたんですね、、レコードで、、、(わぁ、年がばれそう(笑))
レコードを山のようにもっている人でした、その中で、ドーナツ盤というドーナツ型の(知らない人が多いと思いますが)、45回転のレコードがありました。裏表に1曲ずつ入っています。
例えば、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲とレオンカヴァルロの「道化師」間奏曲とか、、また、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」とサン・サーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」とか。。。このヴァイオリンの技巧的な二つの曲の演奏者はヤシャ・ハイフェッツでした。
以来、ハイフェッツの演奏が好きでした。
最近、LPレコードのジャケットを模したCDがありますね。ハイフェッツを見つけました(*^^*)。
わたしが聞いていたドーナツ盤とは違うものですが、演奏は同じかもしれません。
裏面も昔のLPのようにライナーノーツがあります。サイズは小さいですけど、LPレコードを彷彿とさせますね。
このCDには、「序奏とロンドカプリチオーソ」と「ツィゴイネルワイゼン」のほかに、ショーソンの「詩曲Op25」コーヌスの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」が入っています。
コーヌス、、あんまり聞いたことないなあと思いますが、ブルッフの2番などとともに、ハイフェッツの録音と演奏によって広く知られるようになったロマンティックな作品(ライナーノーツより)だそうです。

ヤシャ・ハイフェッツはロシア系ユダヤ人で、父もヴァイオリニストであり、3歳からヴァイオリンを手にしています。6歳でメンデルスゾーンの協奏曲を弾くほどの神童振りを発揮したそうですが、アメリカへ渡り、1917年に16歳でカーネギーホールでデビュー、ロシア革命を避けてそのままアメリカに永住したそうです。その後55年の長きに渡り、演奏旅行や録音を続け、70を過ぎてからは演奏活動から身を引いて、後進の指導にあたっていました。今から20年ほど前の1987年、86歳で亡くなりました。


では、「序奏とロンドカプリチオーソ」から、中間部を少しお聞きください。


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