ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

カヴァレリア・ルスティカーナよりインテルメッツォ(間奏曲)~マスカーニ♪

イメージ 1

ヴェルディプッチーニ以外のイタリアオペラといったら、よく知られてるこの曲を含む「カヴァレリア・ルスティカーナ」が思い当たるでしょう。
インテルメッツォ(間奏曲)は歌ではありませんが、このオペラのどろどろした三角関係のストーリーからは想像できない、静かで淡々とし、後半弦のユニゾンで盛り上がる感動的な曲です。

着メロとか、何かのイメージ曲に使われているものの中には、後半の弦のユニゾンからだけを取り上げていたりしますが(それは、もちろん、時間の都合とかそういうのもあると思いますが)この曲はやはりはじめの部分があって、そして弦のユニゾンが、切々と歌っていく、泣きそうになりながら弓を運んで・・・なので、はじめの部分を飛ばすのは不雅であり、ちょっと興ざめなのです、、わたし的にはということですが、もちろん。

マスカーニ26才頃の作品で、貧しかった彼は莫大な賞金のついたコンクールに出品するために、このオペラを作曲しました。
このインテルメッツォ(間奏曲)も美しいメロディですが、ほかにも「オレンジの花は香り」「ママも知るとおり」「乾杯の歌」(椿姫のとは違います)などあります。わたし的には歌ったことのある「オレンジの・・・」が好きです。♪オレンジは香り、みどり、いろこ~く、、、♪~と~き~は、は~るよ~♪

演奏はユージン・オーマンディ/フィラデルフィアが、淡々とし、そして切なく盛り上がっていいです。決して大げさすぎず、とてもきれいです。

わたしのMIDIは今回はちょっとだけユージンのまねもしましたが、ほとんど独断と偏見で、、きれいに仕上げてみたつもりですが。。(笑)

環境によっては音量が大きいです、volumeを下げて聞いてみてください
http://space.geocities.jp/penguin4_ne_jp/cavalleria_intermezzo_2007.MID

あ、写真は、トスカナ地方のシエナです。
カヴァレリアの舞台はシチリアなんですが、シチリアは行ったことなくて写真がないので。。。(笑)