ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

グールドの「悲愴」

ベートーベンのピアノソナタの8番と言えば「悲愴」ですが、これの2楽章は「のだめ」でよく知られるようになりました。
これは実は、私の十八番の一つですがw、、
これだけ演奏するよりも、1楽章のあの重い悲愴感の後に癒されるような旋律が生えるのだと私は思っていましたが、これだけ聞くのも最近は慣れてきました。

最近、グールドの晩年の方のゴールドベルク変奏曲をよく聞いているのですが、年を取ってきたせいか、若いときの演奏よりこちらの方が何となくしっくりくるのですね。
それで、そのめちゃ遅いテンポで今日もちょっと練習してみました。なかなか味わいがある気がしますが、どうでしょう。

YouTubeを聞いていて、グールドの「悲愴」の第2楽章を見つけました。
バッハをロマンティックに弾くのですから、ベートーベンのこの曲はきっと思い入れのある演奏だと思いきや、バッハのように淡々と流れていきますね、、
最後に出てくる、3連符が伴奏するあの辺りがちょっと情熱的に盛り上がるかなというくらいで、、
いいですね、いい演奏だなと思いました。




ちなみに、その前後の楽章はそれほどいいと思いませんでしたので、載せていません。