ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

バッハのパストラル

テレビでルパン三世、やってましたね、、

カリオストロの城」、ルパン三世の劇場映画の二作目、宮崎駿の初監督作品ですね。
もう、30年以上前に作られたものです。テレビで何度か見ました。
後に続くほかのルパンのシリーズと違う温かみや人間味のようなものを感じます。
庭師のおじいさんが、ハイジのおじいさんに見えたり。。。
不二子のイメージがかなり違ったりします。

以前にもMIDIのアップのときに紹介しましたが、この「カリオストロの城」の結婚式の場面で流れるオルガン曲が、バッハのパストラルヘ長調の中間部なのですね。
前回はMIDIをお送りしましたので、YouTubeを探してみました。
以下は、映画で流れた部分。演奏者によってかなりテンポも音色も違います。
オルガンは、ひとつひとつのオルガンによって音色が異なりますし、オルガニストが音色を組み合わせたりするので、それに、オルガニストの個性が反映されて、同じ曲でもオルガンやオルガニストが違うとかなり違って聞こえます。






そしてこちらは、はじめの部分




追記:この最初のYouTubeに使われている画像は、「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」ですね。
といっても、わかりにくいと思うので、Wikipediaより解説を。

多くの写本を集めたベリー公ジャン1世(1340年 - 1416年)の依頼で15世紀始めにランブール兄弟(リンブルク兄弟とも)によって制作が始まったが、1416年にベリー公とランブール兄弟が死去したため一時中断し、15世紀の終わりになって完成した。シャンティイ城のコンデ美術館の図書館に所蔵されている(非公開)。羊皮紙206葉で、1頁のサイズが29x21cm。
時祷書とはキリスト教徒が用いる聖務日課書で、祈祷文、賛歌、暦などからなる。私的なものであり、各人が趣向をこらして作成することがあった。中でも「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」は国際ゴシックの傑作でもあり、最も豪華な装飾写本として評価が高い。

昔々、両親の持っていた本の中にこの絵が使われたものがあって、ちょっと好きだったので覚えていました。色がきれいですよね。立体感のないぺったんこなところが、またよかったりして。