ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

年越しはワグナーで~♪

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今年のはじまりは、超貧乏状態で、どうしようかと思っていたのですが、この一年、幸いな事に無事に生きてまいりました。それどころか、いつもよりたくさんの演奏会に出かけることができ、様々な音楽に触れる事ができ、音楽を通しての出会いもあり、大変幸せでした。私生活的にはいろいろ心を痛めることもありましたが、何とか無事に過ごして来れたことを感謝しています。

年末のお掃除をしながら、ICレコーダーで音楽を聞いています。便利です。ポケットに突っ込んでヘッドフォンして聞きながらお掃除や片づけをしています。時々、PCのところへやってきます。

そこで、聞いている音楽ですが、ちょっと感動しましたので、記事を書きます。

この一年、これまであまり聞かなかった、見なかったオペラをいくつか見に行く事ができました。
オペラは主にイタリアものを見ました。「椿姫」「こうもり」「リゴレット」「トゥーランドット」「マノン・レスコー」「フィガロの結婚」それから、「愛の妙薬」も見る予定です。
イタリアものはまだ、プッチーニの「トスカ」や「ボエーム」、ヴェルディの「アイーダ」など、ほかにも見たいものがたくさんあります。イタリアものを一通り経験したら、ドイツのもの、リヒャルト・シュトラウスなど、そして、最後にはワグナーにたどり着きたいという自分なりの順序を考えていました。
ワグナーの中でも、はじめは「さまよえるオランダ人」や「マイスタージンガー」から、「トリスタンとイゾルデ」などを経て、最終的にたどり着くのが「指輪」かな、、と。

それで、この写真のCD「ニーベルングの指輪のハイライツ」(大切なブログフレンドに頂きました)は、まだじっくり聞けない、そんな気がしてたのですが、ICレコーダーに入れてしまったので、なんとなく聞いていました。
聞いてると、、あ、やっぱりすごい!!ショルティ/ウィーンフィルの演奏ですが、シカゴでなくても、ショルティのは金管がばりばりと唸っているのです。迫力もすごい!ウィーンってこんな演奏もするんだ、、って、生で聞いたこともないくせに、えらそうに言いますが、イメージとしてもっと上品で(この演奏は決して下品ではありませんよ)、あまり、バリバリやらないと言うイメージでしたので。
いただいた時に聞いたのですが、その時どういう聞き方をしたのか覚えていませんが、多分ヘッドフォンで集中して聞いてなかったんだと思います。また、オペラをあまり聞いてなくて「指輪」にもそれほど興味がなかったかもしれません。
掃除しながら、うぉ~と思ってしまいました。
切れもよいです、歌も素晴らしいです。ハイライツですから、おなじみの曲が多いのですが、どれも、とてもメロディラインもきれいですし、メリハリよく盛り上がって、訴えかけるものがありますね。
ちょっと感動です。
今夜もう一度、指輪のハイライツを聞いて年越しをします。「第九」も多分聞きます。ショルティで。


ワグナー:「ニーベルングの指輪」―ハイライツ

*楽劇「ラインの黄金」より
虹の架け橋―ワルハラ城への神々の入場

*楽劇「ヴァルキューレ」より
ヴァルキューレの騎行
ヴォータンの別れと魔の炎の音楽

*楽劇「ジークフリート」より
森のささやき

*楽劇「神々の黄昏」より
ジークフリートのラインの旅
ジークフリートの葬送行進曲
フィナーレ


サー・ゲオルク・ショルティ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団