ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

不幸せに見舞われたときの幸せ

なんだか暗い愚痴日記になりつつある気がします。
昨日は、とてもショックなことがありました。。。

その前は、大事にしていた植物を枯らしてしまいました、、いいお天気の続くなか、朝日が暑くてまぶしいので(日が長くなってきたので、PC画面が光って見えなくなるのです)、分厚いカーテンを引いてPC作業をしていました。目の前からプランターが消えて、見えないもののことは忘れてしまうのですね、、あっと思ったときには、葉は黄色く枯れて茎はしおれていました。たった二日のことですが、この二日間の日照がそれほときつかったのでしょうね、、

そんな中、あれやこれやで疲れも出ていました。心が疲れ、体も疲れていたのです。

いつものように出かけ、電車に乗りました。リュックを背負い、手提げかばんを持っていました。
この間からずっとメールしなければと思ってたことがあって、電車の中で座席に座ってメールを打ち始めたとき、肩が凝ってしようがないのでリュックを下ろしました。普段はあまり座りません、また座ってもリュックはあまり下ろしません。隣が空いていたので手提げかばんを置きその上にリュックを置きました。(心の中でこういう置き方はよくないと思ったのですが、置きなおすのも面倒と感じました)

メールを打ちましたが、暑さのせいかなんだかぼぅっとして眠くなりました。「寝ちゃダメ」と思ってる矢先、電車を乗り換えする駅名が聞こえてきました。「降りなきゃ!」

慌てて隣に置いたリュックをもって電車から降りました。
その駅は改札の中に珈琲店があります。
眠気覚ましにコーヒでも飲もうかな、あ、いいや、それほど時間がないから缶コーヒーとかで、、
そう思って乗り換えるホームに行き、またまた椅子に座ってしまいました。
座ったとたん、あれ、何かない、、え?手提げかばんは?「あーっ!電車の中だ」
慌てて階段を駆け上がって、駅事務所へ、、、

係員の人にさっきの電車にバッグを忘れたことを言うと、

「どこに座ってた?何両目?」---「そんなこと覚えてないよ」(半泣き状態)

「それがわからなきゃ探せないでしょ、早く思い出して、電車がいっちゃうよ」---「え~だって、何両目かなんて数えてないし」(そんなもんいちいち数えないって、数えてる方がふしぎだ)

「まぁまぁ、落ち着いて、どこの階段から上がった?」---「珈琲やさんの前の階段に出た」(ちょっと冷静になれた)

「じゃあ、3両目かな?どちら側?海側?山側?」---「なことわからない、、、」

「落ち着いて、ホームがこちら側でしょ、どちら側だった?」---「あ、じゃぁ海側だ」

「じゃあ問い合わせるから」そういって、係りの駅員さんは次々と駅に電話してくれました。
でも、でてきませんでした。。。これは諦めなきゃいけないのかな、、そう思ったら、自分の状況が見えてきました。お金がない、スイカも(すいっぺ~(泣))、パスネットも、、、

でも、幸いなことにもうひとつのぺんちゃん、W41CAが首からぶら下がっていました。これで、あちこち連絡を取って、お金も借りて何とか仕事はできました。
また、件の駅員さんは、電車を降りてから改札を切符なしでも出られるように手配してくれ、その先で必要なバスの運賃を貸してくれました。

失くしたものは大事にしてたものもあったりでとても悲しいのですが、こんな時に一生懸命にサポートしてくれた人たち、親身になってくれた人たちのありがたさを感じることができ、それはそれで幸せを感じることが出来てよかったと思いました。