ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

雨の鎌倉~報国寺と浄明寺~♪

20日の祝日、鎌倉のコンサートの前にちょっと行って来ました。
せっかく、久々に出かけるのだから他へも寄ってみようと思い立ったのでした。
こちら方面にお詳しい、マーラーひろさんに、いくつかのプランを頂いて検討したのですが、結局雨という事で駅からバスで行けるところにしました。


鶴岡八幡宮を東に行くと、鎌倉と横浜・六浦をつなぐ金沢街道が続く。古くは「六浦路」と呼ばれ、六浦の商人が塩や海産物を運ぶ〝塩の道〟として栄えた街道なのだそうです。
鶴岡八幡宮までは、この雨の中でも人がたくさん通っていて、いつもの賑わいを見せていました。
でも、東に曲がったとたん、人通りも少なくなり、さらに行くとほとんど人を見かけません。
浄明寺という停留所でバスを降りました。
あ、スイカが使えないバスなんだ、、小銭あるかな、、あった、、と降り際にちょっと焦りました。

まず報国寺に行きました。山門では沈丁花の花がその甘い香りとともに出迎えてくれました。

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拝観料200円を払って竹の庭へ、、
雨がどんどん激しくなってきています。傘は折りたたみなので小さくて、手がびっしょり濡れて冷たい、、あ、明かりが見える。。
とっても暖かそうに見えました。

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実はコレはお茶屋で、お抹茶1杯500円也、落雁一箱1000円也で、売っていました。
暖かい( ^-^)_旦""が欲しいと思いましたが、次の浄妙寺で、石窯ガーデンテラスに行く予定なので、ちょっとガマン。。
少しだけ休憩して、庭を見て歩きました。

木漏れ日が見えます。。

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竹、竹、、竹の庭です。

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梅も咲いています。

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この洞窟はなんでしょう

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道をわたって浄妙寺へ、、、
寒い~雨はいっこうに弱まる気配はありません、お気に入りのバッグもコムサのリュックもびしょぬれ、、泣きたい気持です。
雨の浄妙寺、、、

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ニットのケープも濡れてきました、、
お茶室が、写真を撮ると、もうケータイもびしょぬれ、、これって防水?

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やっと、石窯ガーデンズテラスが見えました。
お寺の中のカフェですね、、熱いコーヒーに石窯で焼きたてのパンを食べよう。。

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中に入って、ホッ、、外の風景です、今日は外は使えませんね、、

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でもお客も少ないようで、、、それというのも4時でラストオーダー、私が入る時ちょうど4時、外に出したメニュを片付けていました。
「まだ大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ」、きっと雨の中をここまできた私に同情してくれたのでしょうね。
お寺に入るとき、受付のおばあちゃまが、
「お彼岸なのに寒いねぇ、上の石窯ガーデンズテラスもやってるから、パンも食べれるし、あったまってくださいね」といってくれたので、ここまできたのですから、入れないって言ったら泣いちゃうよ、、
でも、焼きたてパンはもう終わっていました。
仕方がないので、コーヒーとゆずムースなるものを注文、なかなか美味でした。

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4人がけのテーブルを一人で占領し、小一時間そこで過ごしました。
椅子に濡れたケープをかけて、バッグも広げて乾かしました。
足元は編み上げの短いブーツを履いていたのですが、水を結構はじいてあまり濡れませんでした。
まだ見てないところもありましたが、もう今日はここまで、、やっと濡れたものも乾いたのだから。
他は次の機会に見に来よう、、後は演奏会を楽しもう、と思いました。
お店の中では小さめの音量でクラシックを流していました。「惑星」とか。。。

バスの時刻表もあったので、時刻を見てお店を出ました。帰り際に焼きたてでない、クグロフを買っていきました。

雨で泣きそうになりましたが、、後で考えると雨でよかったこともあったのですね。
例えば、人があまりいなかったこと、春の雨にけぶるお寺の写真もなかなか風情があります。
また、雨で埃も流され、景色がいっそう色鮮やかに見えますね。