ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

♪ブラームス~ハイドンバリエーション~♪

いきなり、ですが、ハイドンバリエーションです。
終曲のフィナーレ、、制作しました。
このフィナーレは、いい曲です。実によく出来た曲ですねぇ。。やっぱブラームスってすごい。
途中で切りたくても切れない、、しょうがないからみんな作っちゃいました。

何言ってんだかわからない、そうかもしれません。すみません。


ハイドンの主題は、明るくてやさしくて、そして暖かみのあるメロディです。
どこかで聞いたことのあるような、懐かしい音です。聖アントニのコラールなんだそうですが。
今では、このメロディが、本当にハイドンの手によるものかどうか、疑わしいとする説もあるようですが、ブラームスの時代にはハイドンのものと信じられていたようです。

この主題にもとづき、ブラームスは8つの変奏曲とフィナーレを作曲しました。
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a」というのが正式名称ですが、ハイドンバリエーションとか呼ばれたりしています。
8つの変奏曲までは、比較的短く、主題と同じ前半と後半に別れた構成ですが、最後のフィナーレだけはちょっと長くて(といっても3分半前後ですが、演奏にもよりますけど)パッサカリア形式になっています。

パッサカリアとは、バッハとかそれ以前にオルガン曲とかでよく用いられている音楽形式です。
バッハのハ短調パッサカリアは有名ですね、ほかに、ブクステフーデとか、パッヘルベルとか、、、
パッヘルベルのカノンも、同じ主題が流れ続けるのですが、、あれはカノンなんですねぇ、似てますけど。
パッサカリアは低音部で(高音部に来ることもありますが)同じメロディ(パッサカリアの主題)が何度も何度も、繰り返し演奏され、その上で別のメロディが様々に変化していきます。

この主題は、ずっと低弦とかファゴットで演奏されますが、ちょっとだけ、高音部にも現れます。
様々な変化を見せた後、ハイドンの主題が高らかに戻ってきて、フルオーケストラでフィナーレの最後を飾ります。


次からは、以前に作ったMIDI制作日記もふくめて、 とりあえずは言いたい放題、書いて行きたいと思います。独り言の代わりですので。。。(●^ー^●)よろしく~♪