ぺんぎんの音楽日記

クラシック音楽について、絵画や鳥たち、日々の生活について自由に書いていこうと思います。

ブラスト~!~素晴らしい演奏とマナー

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これで最後なんでしょうか?
ブラストを見に行って来ました。

東京国際フォーラムのホールC、今回は2階席の前から2番目で見ました。
ラベルのボレロから始まりました。

パーカスとブラス中心のこの演奏会は、とっても大きな音響でホールを包みます。
去年は頭が痛くなってしまいました。なんで、ず~っと大音量でなければならないのか、、というのがわかりません。多少の音量変化はあったとは思いますが、クラシック慣れしてる脳には、変化と認められなかったのかもしれません。音量は大小変化があってこそ、表情がより豊かになったり、楽器の持つ音色を多様に表現できるのではないかと思っているので、、、

が、今回はこのボレロで始まった事で、音量が小さめに始まり徐々に大きくなって最後は素晴らしい迫力のある盛り上がりを見せつけてくれたので、素直に聞けた気がします。

去年は形をモチーフにしていました、〇△☐でした。
今年は色、ですね。赤、オレンジ、黄色、緑、バイオレット、ブルー、、フラグが舞ってきれいでした。
ダンスと演奏がつづいていきます。今年はコープランドのアパラチアの春の穏やかなコーラスが、とても心を和ませてくれました。色が緑だったのも、よかったのかもしれません。
加えて、バーンスタインやバーバーなどの曲が演奏され、耳慣れた楽曲も聞こえたせいでしょうか、聞いていて疲れることもなく、去年よりずっと楽しめました。

日本人ドラマーの石川直の演奏も素晴らしかったですし、相方のドラマーとのコミカルなやり取り(ドラムのやり取りですが)も大変楽しかったです。

そして、ブラスのメンバーが、まるで「キャッツ」の舞台のように、客席のあちこちに入ってきてすぐ近くで演奏したことも、間近に生の演奏を見聞きする事ができて嬉しかったですね。

素晴らしい公演でした。



途中、休憩の間のロビーでの演奏は、パーカスのメンバーによるもので、ユーモアたっぷり楽しくやっていたようです------ようです、っていうのは、微妙ですが、実際、見えなかったのです。
笑い声とかそういうのが聞こえてくるだけで、
かろうじてケータイで写真を撮りましたが(ここは、会場の外なので、撮影はOkのようです)、何してるのかよくわかりませんね。
手すりの1番前に、180センチくらいの彼と160センチ以上+8センチ以上ヒール+背伸びの彼女のカップルがいて全然見えなかったんです。しかも彼女は両肘まで張って、みんなが見たがってるのわかってるのに、わざと後ろの人たちの視界をさえぎるような行為をしてるとしか思えません。
気づかなかっただけ?、、としたら、この人の日常生活ってどんなんだろうな~って思いますね。


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ま~ね~、、言い出したらきりがないのだけど、演奏会のマナーって、やっぱり守るべきと思うんですよ。
別に、お行儀よくしてと言ってるわけではないのです。
人に迷惑かけてなけりゃ、どんな格好したっていいだろ、、っていう声が聞こえてきそうです。
もちろんそうですが、じゃぁ、そのかっこうが迷惑をかけてるかどうか、ということを考えていますか? と聞きたいです。

今回の席、2階の2列目でした。1列目の人たちのマナーの悪さに辟易です。
ここは手すりが、やや広めなんですが、そこにプログラムや荷物、飲み物(会場で飲食禁止と言うのは常識ですが)まで置いているのです。
さすがに、場内案内係のお姉さんがやってきて、下に物が落下すると危ないのでやめるように注意しました。で、、ものはあらかた引っ込みました。それでもまだパンフ類を広げてる人もいました。どうして注意を聞かないのでしょうね。
すると、今度は、腕をその手すりに子どものように投げ出して(子どもではありません、いつかのバレエの観劇の時は幼児でしたが)、その上に頭を乗せる人が数人、、丁度私たちの前の人たちでした。中には肘を立て、頭の上に手を乗せる人も、、、
この人たちは、若いカップルとかですが、年は20代半ばからそれ以上と思われます。着てる衣服も、ごく普通で、み~は~な感じでもありません。
演奏会に初めて来たのでしょうか?1番前に座ると後ろにも人がいることを忘れてしまうのでしょうか?
なにより、日本語をしゃべっているのに日本語が読めないのでしょうか?
手すりの上には、モノを置かないように、身を乗り出さないように、と書いた注意書きが貼ってあります。そして、手すりの内側にも、身を乗り出すと後ろの人に迷惑だと言う注意書きがあります。

身を乗り出す=お行儀が悪いだけ、と思って、別にいいじゃんと思ってる人が多いのかもしれません。
が、このことは、後ろの人にとってとても迷惑なのです。
手すりの上に身を乗り出すと、危険なだけじゃなくて、後ろの人は身を乗り出さないとステージがよく見えなくなってしまうのです。20列くらいありますから、1列目の人が身を乗り出すと、20列まで身を乗り出さなくては前が見えないという事態になるのです。えらい迷惑な話です。
とある劇場では、このような注意書きを配布しています。

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